感受性や表現力がとても高いと言われるタイの国民性。そのタイのCMが本当に感動的なんです。特にタイ生命保険会社のCMは誰もが涙を流すと言われ、親子関係や生き方を考えさせられるこのCMたちは、海外でもとても評価が高いのです。

言語障害をもった父親と愛しき娘の物語。

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この作品は海外でも高い評価を受けています。

母親がいない子供を引き取った底抜けに明るいお母さんのお話。

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こどもたちの無邪気な笑顔が堪りません。

夫婦愛

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アルツハイマーに侵されていく妻を支える初老の旦那さんのお話。

善意と運命

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子供と屋台のおじさんの本当にあった運命的な物語。

①実は日本より世界的にはCM先進国
 ⇒経済的には発展途上だと言われがちなタイですが、実は世界に評価されるCMは日本より多く、国際的な広告賞の受賞も多いと言います。

日本は島国なので市場が特有というのはありますが、日本のCMはタレント物が多かったり、日本人にしかわからない感覚のCMが多い、というのが海外から見た反応のようです。

「主張しない美徳」、「あ・うんの呼吸」など、たしかに日本文化に慣れ親しんでいないとわからないかもしれないですね。それが日本人の良さだったりもすると思いますが。

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②映像技術と環境の整備
 ⇒タイ在住の広告マンによると、タイで制作されるCMのすべてがハイレベルと言うわけではなく、中にはユーモラスでくだらないものも多くあるそうです。

 しかし「ごく一部、ドラマ仕立ての作品は自由な発想で、制作予算を使うことを許されているため、決められた秒数に情報を詰め込むことなく描くことができるようです。そこに描かていれる一般市民の生活は、昭和の日本を感じさせられるようなノスタルジーを感じさせるのでしょう」と説明。それでも秀逸な作品を生み出すは環境が整っているといいます。

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③文化的背景
 ⇒タイの文化背景にも高い表現力の秘密があります。日本とマレーシアで広告会社に勤務している方によると、「タイは活字をほとんど読まない文化で、口承文化が背景にある国です。日本人は平均して年間数冊、本を読むのに対し、タイ人は数行です。そういった文化背景があるからこそ、映像においても表現する力があるのではないでしょうか」とのこと。

 確かに、泣かせるCMの多くは、セリフが少なめで、映像と音楽と演技で見せていくものが多い気がします。映像制作における技術力の高さがあるがゆえですね。
 また、「もしかすると、日本と同じ仏教国というのも、影響しているかもしれません。そういったさまざまな要素があり、日本人がタイの作品をみると、その世界観に引き込まれ、感動を呼ぶのではないでしょうか。」という意見もあるようです。

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まるで、一編の映画を観ているような、そんな気持ちになりました。たった数分の映像ですが、ひとの心に触れるような映像を見せてくれるタイのCMは本当に素晴らしいと思いました。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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