昨今、留まることなく増え続けていると言われている発達障がい児。それに伴い、子供の「言葉の遅れ」を心配する母親も増加しています。子供の言葉を引き出すための相談の場や、関連書籍も注目を集め、母親達が情報収集に必死になっていることをご存知でしょうか?

母親が療育(=治療教育)のノウハウを身につけ、未だ言葉を持たない我が子にアプローチをしたところで、数日や数週間で結果が得られるようなものではありません。場合によっては数年~10年間もの時間を要することもあり、また知的障害を伴う自閉症児の約7~8割は、生涯に渡り言葉を話せるようにはならないという統計も出ています。

かく言う私自身も、重度知的障害を伴う自閉症児の母親です。息子は「折れ線型自閉症」で1歳代という比較的早い段階で発語したものの、すぐにその言葉が消失してしまい、その後再び発語する確率は、ただ言葉が遅れている子供よりも更に低いと言われているタイプです。

言葉の消失後、何年間も沈黙を保っていた息子は、6歳になった時ついに「お子さんは、生涯言葉を話すことはありません。諦めてください」と児童精神科医から断言されました。この時の衝撃は、今でも決して忘れることなく胸の奥に刻まれています。

「お子さんは最重度の域です」「言語以外でのコミュニケーション方法を考えてください」そんなショッキングなことを何度も何度も念を押されているのに、私は殆ど上の空で、その場で何をしているのかもわからなくなっているほどでした。「お子さんは、生涯言葉を話すことはありません」という診断以上に私に衝撃を与えるものはなく、私はただその場で凍りついていたのです。

今思えば、私と息子の奇跡の軌跡は、ここがスタートラインとなったのだと感じています。もしもお子さんが同じ診断を受けたとしたら、諦めて別の道を探しますか?それとも子供の力を信じて挑み続けますか?どちらが正しかったかという答えは、すぐには出ないものです。ただ発達障がい児の言葉の遅れは、自然の成長に任せて待っているだけでは大きなは期待はできません。何の保証もない未来を突き付けられた時、あなたならどうしますか?

お子さんのことを一番理解しているのは、お母さんだということを忘れずにいてほしいと心から願っています。お子さんにとっての最善の道を選択できるのは母親だと、そう信じているからです。



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著者は、重度自閉症児の母 兼 カウンセラーです。
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「我が子が生涯話せないと診断を受けた、母親の心情とその後の行動とは?」

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今朝は、また一段と寒く、車のフロントガラスが凍結していました。
本格的な冬になってきましたね
(´□`。)
今日は、私の心の中が寒かった頃の

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