日本国内でも多くの外国人を目にするようになり、ますます「英語教育」の重要性が注目されるようになっている今。
将来のことを考え、英語教育は本人の負担が少ない幼少期に始めようと考える親も増えているようです。

しかし、「早期英語教育」には危険もいっぱい!そこで、知っておくべき「早期英語教育」の必要性と危険性についてご紹介します。

日本の「英語教育」の現状とは?

出典 http://kurashinista.jp

これまでの日本の英語教育は「受験」を目的としたものでした。
知識としての英語は頭の中にたくさん詰まっているのに、その知識の使い方を知らないということです。
まさに実社会では“使えない”英語を学んでいたというわけ。

しかし、日本の英語教育はゆっくりではありますが、受験英語からコミュニケーションを重視した英語教育にシフトし始めています。英語教育の改革は2014年より順次実施され、小学校、中学年からコミュニケーション能力の基礎を養っていくようです。加えて、中学校、高等学校の英語授業も強化される予定です。

どうして「早期」?

早期英語教育では、母国語の習得に似たプロセスで英語を学ぶといわれています。
簡単にいえば、耳で聞いた「音」を真似て話すということ。そのため、日本語にはない音、例えば「TH」や「R」の音を聞き分けて発音できるようになります。

言語学研究では、この音の聞き分けが可能な時期を「臨界期」といい、9歳から10歳としています。そのため、ネイティブ並みの英語力を目指す場合は、この臨界期より前に英語教育を始めなければなりません。また、年齢が若くなればなるほど、歌を覚えるように英語を習得していき、楽しみながら学べることもメリットといえるでしょう。

最近では、赤ちゃんのうちから英語教育を始める親も少なくありませんが、私自身の経験から、あまり早い段階での英語教育はお勧めできません。
なぜなら、そこには多くの「危険」が潜んでいるからです。

早期英語教育の「危険性」

出典 http://kurashinista.jp

言葉を話し始めていない赤ちゃんのうちに英語教育を始めると、
「りんご」と「Apple」のように全てのものに対して「二つ名前」が存在することになります。

そのため、言語習得において混乱を起こし、母国語である日本語の習得が遅れる恐れがあるのです。
このような混乱状態に陥ると、親の努力なしでは混乱を解消することはできません。
最悪の場合は、どちらの言語も中途半端になり、アイデンティティの喪失や自分の気持ちを表現できなくなってしまう可能性もあります。

日本で暮らしていくなら、まずは母国語である日本語の基礎をしっかり学ぶことが重要です。

まとめ

ネイティブ並みの英語力を目指すには早期英語教育が必要ですが、その影には多くの危険が潜んでいます。
これらのことを理解せずに早期英語教育を始めると、母国語やアイデンティティを喪失する恐れがありますので注意してくださいね。
また、親が帰国子女のように英語が堪能でない限り、英語を教えるのは避けましょう。
親のカタカナ英語が身についてしまいますよ!

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