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記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
海外旅行へ行くときに「外国の医療費は高いから!」と、旅行保険を勧められたことはありませんか? それは一体なぜなのでしょうか?
今回は、アメリカの医療制度の実態と他国の保険制度について医師に教えてもらいましょう。

■ アメリカには健康保険の加入義務がない!

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例えばハワイなどの旅先で心筋梗塞を起こして集中治療室に入ったり、離島などにいてヘリコプターで輸送したところ何百万、何千万もの費用がかかり、一命はとりとめたものの破産してしまったという人の話を耳にすることがあります。

実はアメリカには、日本のような国民健康保険制度がありません。よって、万が一治療を受けた際には高額の医療費を負担しなくてはならないのです。

所得に応じた保険料を払えば誰もが健康保険証を持つことができ、月々の医療費の上限が決まっている制度に慣れている私たち。一般人には払いきれないほどの医療費で破産したり、経済的な理由で保険に入れない人がたくさんいるアメリカのような制度は、ちょっとイメージしにくいものがありますよね。

最近では制度が変わり、健康保険を持つことが国民全体に普及しつつあるアメリカですが、所得や加入している保険の種類によって受けられる医療が大きく異なるという点では、変わりはないようです。


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■ 他の国の保険制度はどうなの?

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一方、アメリカに隣接するカナダでは、健康保険については全く異なり、充実した公的保険が存在しています。

また、ヨーロッパでもノルウェースウェーデンのように、医療や福祉の面で手厚い健康保険制度が充実している国があり、全般に安心して医療を受けられる国が多いようですが、それに比例して高い税負担率となっているようです。

アジアでは、シンガポールのように日本同様、公的保険が多くをカバーする国がある一方、発展途上の国ではまだ制度自体が未整備の国も多く存在しています。

■ 医師からのメッセージ

日本でも高齢化社会にともない、国全体で高額の医療費が必要になってきており、健康保険制度がこのままの状態で存続できるのかといった議論も行われています。
今後も安心して医療が受けられるように、さまざまな角度から国民全員で協力していきたいですね。

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