太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回ることが名前の由来と言われる「ひまわり」は、その姿を見ているだけで元気が出てきますね。春には桜、夏にはひまわり、秋にはコスモスなど、一面に咲き誇る姿を見に行く人も多いのではないでしょうか。そんな「ひまわり畑」に思わず「え?…」と言ってしまう光景が話題になっています。

それがこの光景!

出典 http://labaq.com

一本だけ逆方向を向いている…

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これを見た人達からは、「個性的」「マイペース」「ひねくれ者」「まわりに流されるないタイプ」「わが道を行くひまわり発見」など様々な声が(笑)

ところで、ひまわりは本当に太陽の方を向いてるの?

夕暮れ時など、ひまわり畑に足を運んだ事のある人は気が付くと思いますが、夕日に向かって咲くどころか背を向けている光景を目にします。
ネーミングから漠然と「ひまわりは太陽の方を向いて咲く」と思ってしまいがちですが、どうやら意味合いは違うようです。

太陽を追って花の向きを変えるのは、若いひまわりだけ!

ひまわりは、花が太陽と同じ方向を向いて咲くことから漢字で「向日葵」と書きます。朝方は東を向いて日の出を待ち、夕方になると太陽を追って西向きに咲く性質を持っているのですが、実は太陽を追って首を振るように花の向きを変えるのは、成長期にある若いひまわりだけ。

一般的にひまわりは東を向いて咲いていると言われますが、この通説は成熟した(老いた)ひまわりだけのことなのです。この理由はひまわりが成長をやめ、種子を育む力へと転換している、つまり枯れる準備に入っているから……。

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ひまわりが東を向く意外な理由

成熟期に入った若いひまわりが、ずっと東を向いて咲いている理由には諸説あり、いまだ明確には解明されていません。そこで今回は、諸説ある中から3つの説をご紹介します。

●一つ目・・・温度を調節するため。
ひまわりは花が上を向いているため日光をまともに受け、花の表面の温度が上昇しやすくなっています。このことから、受精や結実に不都合が生じないよう、寒い北や日差しが強い西ではなく、朝日の昇る東を向くと言われています。

●二つ目・・・受粉に最適な状態を作るため。
夏は日中と夜間の気温差があるため、空気中の水蒸気が夜露(朝露)となってあらわれます。表面積が大きい満開のひまわりの場合、夜露がつくとかなりの重さになるうえ、茎にも負担がかかってしまいます。このことから、受粉に最適な状態をいち早く作るために、朝日の昇る東を向くと言われています。

●三つ目・・・病原菌を予防するため。
二つ目にあげた湿気(夜露)は、病原菌が蔓延する原因ともなります。このことから、ひまわりは大事な種子を守るために朝日があたりやすい東を向くと言われています。

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なるほど、ひまわりが向きにはこのような理由があったのですね。

いずれにせよ、これは「世界に一つだけの花」みたい♪

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この一本だけ逆方向を向いているひまわりを見ていると、「周囲に流されず、わが信ずる道を歩むべし」と意思をもって咲いているようにも見えてきます。背の高さを競ってナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンで良いのだと…

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