北京の世界陸上をテレビのライブ中継をみていたのですが、男子20Km競歩のレースで優勝したスペインのロペス、かっこいいですね。
日本の選手のみなさんには、次の機会に期待します。

競歩って、ちょっと特殊な競技だと思いませんか?
いろいろルールが細かそうだし、
あのオシリふりながら歩くやつね、とか
あれならわたしが走ったほうが速い、という見方をする人も多いような?

競走、じゃなくて競歩、なので、
走っちゃだめなんですけどね(笑)

ぼくは、高校時代に競歩の選手でした。
その当時指導された記憶をたどると、最初に思い出すのは
・競歩では、競技中に走ってはいけない。

では、走る、とは?
・両足が同時に地面を離れること。

それから、
・競歩では、歩く姿勢=歩形(ほけい)をある程度保たなければならない。

歩形を保つとは?
・両腕はきちんと振る。振り続ける。
・上半身が前のめりになりすぎたり、後ろに反らしすぎてはいけない。

このルールを守って競技しているか、審判の監視も入るのです。

基本ルールを守って、速く、歩く。
他の選手よりも、速く、ゴールに着く。
歩く、歩く、歩く……
ストイックに、自分の気持ちをコントロールして!

高校時代、遠慮のない同級生たちから
「おまえ、あんなにちんたら歩いてるけど、途中で走りたくならないのか?」
「おまえ、この間のレース1位だって話だけど、オレの走りと勝負してみようぜ」
……よくいわれたなあ(笑)

ぼくがやってたのは3000メートル、つまり3kmでした。
先日の世界陸上でみたのは20000メートル、20km!
この暑いなか、歩形を保って、20kmも速く歩き続けるの、たいへんですよ。
そこを、勝負する気持ちを捨てずに「歩ききって」トップをとるの、カッコいいなあ。

ちなみに、競歩のレースで面白いのは、混線模様で競技場のトラックにもどってきた選手が4人以上いるときの、ラストスパートの場面です。

ほかの選手より少しでも速く、目の前のゴールに入りたい。
でも、走っちゃいけない。
歩形もキープしなくちゃいけない。

この葛藤の中で、いかに一歩でも速く歩き続けるか!
選手の気持ちを想像しながら競技をみると、きっとワクワクしますよ。
ぜひ試してみてください。

※世界陸上のレースの解説で、ああぁ……残念、っと思ったこと。
「この選手は○○大会にも出場し、歩いてましたねえー」
    歩いてましたね、って……
その通りなんだけど、もう少しなんとかした言い方もあるような気がします(^^;


この記事を書いたユーザー

晴れる屋ウエザー このユーザーの他の記事を見る

ときどき迷子になります。

得意ジャンル
  • 音楽
  • コラム

権利侵害申告はこちら