男色ディーノとは…

男色ディーノ(だんしょくディーノ、1977年5月18日 - )は、DDTプロレスリング所属のプロレスラー、俳優。広島県豊田郡瀬戸田町(現尾道市)生口島出身。リングネームは漫画「魁!!男塾」のキャラクター男爵ディーノに由来する。芸能活動においてはオスカープロモーションとタレント・マネジメント契約を結んでいる。
色白で、プロレスラーらしからぬもっちりした腹回りをしている。       

出典 https://ja.wikipedia.org

男色ディーノ選手は人気プロレス団体・DDTプロレスリングの人気レスラーです。ゲイレスラーという特異なキャラクターで唯一無二の男色ワールドを提供するのがディーノ選手です。

そんなディーノ選手はプロレス界の出来事やそれ以外の物事に対して、的確な考察眼を持つプロレス界の批評家でもあるのです。

代表例を挙げると、新日本プロレスのオーナーである木谷高明氏が「すべてのジャンルはマニアが潰す」という問題提議を行い、一部のプロレスマニアから批判されました。

しかし、木谷氏の発言を補足し、わかりやくその発言の意図を解説して見せたのがディーノ選手でした。

「全てのジャンルはマニアが潰す」の真意

「ジャンルを支えるのはマニア。ただし、現状維持の場合のみである。」
「エンターテイメントビジネスは現状維持をしようという志だけでは,現状維持すらできないものが多い。なぜなら,お客さんの入れ替わりが発生するから。
「現状維持を志すと,新規を増やすための方策を施さないことになるから,だいたいの場合は離れていく人のほうが多くなる。」
「エンターテイメントビジネスは,どうしてもご新規さんを意識し続けなければならない。」
「マニアって、基本的には排他的。よりマニアックな知識を持っているほうがランク上位とされる,よく分からないピラミッド世界でもあるから。 」
「マニアは知っているから,その出されたものを理解できる。でも,初めて見た人は当然知らないから,意味が分からなくて温度差を感じる。結果,新規がリピーターにならない。足し引きのバランスが崩れる。かといって,新規だけに向けたら,マニアが離れるのが加速してしまう。」
「一番理想的なエンターテイメントは,マニアが去らずに新規が入って来やすい,それでいてリピートしてもらえるようなコンテンツだが、それはまず不可能に近い。でも、それに近いものを目指す必要はある。」
「今いる顧客だけに向けたエンターテイメントは,先細るしかない」

ブシロードの代表取締役社長で,かつ新日本プロレスの元会長でもある木谷高明氏が,以前「週刊プロレス」のインタビューで語っていたことがあってね。
これすなわち「すべてのジャンルはマニアが潰す」。
私も同意なのよ。広い意味において,そのとおりだと思う。  

誤解のないよう先に言っておくと,ジャンルを支えるのもマニアなの。これに関しては間違いない。実際に多大なお金や労力を費やしてくれるのは,マニアだけだから。

ただ,それは現状を維持する場合のみね。ビジネス,とくにエンターテイメントビジネスって,現状維持をしようという志だけでは,現状維持すらできないものが多いのね。
なぜなら,生活に必ず必要なものとは違って,お客さんの入れ替わりが発生するから。  

エンターテイメントって,人生における優先順位が低いわけ。例えば1万円しか持っていないとき,食糧とエンターテイメントのどちらにお金を投じるかとなると,普通に考えたら食糧でしょう。もちろん,そこで食費を削ってエンターテイメントに投じる人もいるんだけど,それこそがマニアなわけで。一般的には娯楽の前にまずは生活ありき。  で,入れ替わりなんだけど,お客さんの側にも娯楽にお金をかけられなくなる事情が出てくるケースもある。失業だったり,結婚だったり,出産だったり,もっとシンプルに,別の娯楽に心変わりしたり。だから,新規で入ってくる人と離れてしまう人,その足し算と引き算が常に行われている世界なのね。  

そこで現状維持を志すと,新規を増やすための方策を施さないことになるから,だいたいの場合は離れていく人のほうが多くなる。だから,大きくするために努力をして,ようやく現状維持っていうのが現実的に最も多いパターンなの。つまり,エンターテイメントビジネスは,どうしてもご新規さんを意識し続けなければならないというわけ。  

するとここで,マニアと新規の摩擦が問題になってくるの。
マニアって,基本的には排他的なのよ。それこそ,よりマニアックな知識を持っているほうがランク上位とされる,よく分からないピラミッド世界でもあるから。  
もちろん,それ自体は構わないと思うのよ。実際のところ,深く知ることで楽しみ方もより深くなる面があるから。ただ,「○○を知らないくせに」「そんなことも知らないの?」的な空気が出ると,新規はもう入っていけない雰囲気になる。
ここで足し算と引き算のバランスが崩れて,縮小していく。ここまでは,顧客レベルの話ね。  

提供する側に立ってみると,これもまたマニアがジャンルを潰す一面があるの。マニアが潰すというよりも,マニアに向けるっていう意味だけど。例えば,もうすでにみんなが知っている前提でそのエンターテイメントが披露されたとしましょう。マニアは知っているから,その出されたものを理解できますわな。でも,初めて見た人は当然知らないから,意味が分からなくて温度差を感じる。結果,新規がリピーターにならない。足し引きのバランスが崩れる。そういうこと。かといって,新規だけに向けたら,マニアが離れるのが加速してしまう。

一番理想的なエンターテイメントは,マニアが去らずに新規が入って来やすい,それでいてリピートしてもらえるようなコンテンツなんだけど,それはまず不可能に近い。でも,それに近いものを目指す必要はあると思うの。もちろん,ビジネスとして考えた場合,の話よ。作家性だとか作品性だとかの志向の話ではなく。もちろんビジネスにも,その要素は含まれているんだけどね。  で,結局のところ何が言いたいかというと,今いる顧客だけに向けたエンターテイメントは,先細るしかないっていう考え方が,私の根底にはあるってこと。

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第275回「新規とマニア」

この「全てのジャンルはマニアが潰す」という発言のディーノ選手の解説について、プロレス・格闘技ブログ「カクトウログ」ではこのように評しています。

非常にわかりやすい解説。新規とマニアの両立。こういうところに目を配ったファンでありたいと自戒を込めたい。(中略)
 自分の好き・嫌いやこだわりでプロレスを見ていきながらも、新規ファン獲得につながる動きはちゃんと認められるファンでありたい。

出典 http://kakutolog.cocolog-nifty.com

木谷高明氏「すべてのジャンルはマニアが潰す」発言を男色ディーノが解説~新規とマニアの両立とは

今こそ、男色ディーノの発言に括目せよ!

今回は、そんな批評家・ディーノ選手のコラムやブログ等の発言をまとめてみました。

流行が流行を呼ぶ

「売れたり流行したりする背景には,いろいろな条件があるから。どうやったら売れるかっていうのが分かっていたら,みんながそれをヤればいいって話だからね。」
 「一つだけ分かっていることがあって,それは流行しているモノがさらに流行するってこと。どういうことかというと,『流行しているからヤってみよう』という層が世の中には多いの。だから,我々の業界でいうところの,“流行している感”さえ伝われば,それがさらなる流行を生む可能性は高いのね。流行が流行を呼ぶ。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第343回「流行が流行を呼ぶ」

過去は未来への情報

「過去は,変えられない。そして今,未来を作らなきゃいけない。それを踏まえて私は,過去をこう捉えているの。“未来への情報”と。」
 「時間は非情よ。何もしないでいても流れていく。切り替えようが切り替えなかろうが,強制的に。私だったら,切り替えにどれだけ時間がかかるか分からないけど,切り替えても忘れない。つらい過去を,未来につなぎたい。」
「人それぞれだから。私よりつらい過去を背負ってる人はきっと山ほどいるわ。その人の過去をどうしろなんて私には言えない。そもそも他人の過去と自分の過去なんて比べられないしね。自分で選べって話よ。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第342回「人生を感じさせるゲイム」

他人が自分を評価するときはその人の「自分ルール」と照らし合わせて判断している。

「結局人生って,自分が満足できるかどうかだからね。他人と比べて勝っていようが負けていようが,自分が満足できてなきゃ意味なんてないわけ。で,自分の満足のために必要なのが,自分ルールってやつなの。」
「他人が自分を評価するときって,案外その人が設定している「自分ルール」と照らし合わせて判断してるんじゃないかなって,私は思っているわ。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第340回「自分ルール」

負けても負けたって思わなきゃ負けじゃない。

「負けても負けたって思わなきゃ負けじゃない。勝ちだって思いさえすれば勝ちになることだって,意外と多いからね。私に言わせりゃ,勝負なんて人生を楽しむためにヤることで,勝っても楽しくなきゃ本末転倒。逆に言うと楽しむために勝ちを目指すわけで,さらに言うと楽しめれば勝ちなんですよ。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第337回「人生,勝つこともあれば,負けることもある」

「自分がどうあるべきか」が定まれば、「何ができるのか」、「どうすればいいのか」が見えてくる。

「『自分がどうあるべきか』。人に見られる職業の場合,少なからずこれを意識するのよ。(中略)『応援よろしくお願いします』って,まあ言ってしまうとテンプレートなのよね。これさえ言っておけば,聞いているほうはたいがい納得する。でも,物事の本質はそうじゃない。応援って,そんな一方的なものじゃないのよ,本来は。まあ,テンプレートが悪いとは思わないけどね。」
「応援はもちろんありがたいわよ。皆の応援が世間を動かすことだってあるしね。だけど,それには自分が応援してもらうような選手にならないといけない。ギブ&テイクが成立しなきゃいけないのよ。応援した分,何かを与えてくれる。それは結果かもしれないし,ひょっとしたら姿なのかもしれない。気持ちなのかもしれないし,人間性なのかもしれない。」
 「トータルで自分が応援に値する存在でいなければならないわけ。自分がどうあるべきかとは,つまるところ自分がどういう存在になるか,だと思うのよね。それさえ定まれば,『そのために何ができるのか』『どうすればいいのか』も見えてくる。

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第333回「自分がどうあるべきか」

世の中は共感で成り立っている。

「世の中は“共感”で成り立っていると私は思うのです。共感を集めた人が強い。いや,厳密には日本は民主主義なんで,共感を集めたら強いのは昔からそのとおりではあるんだけど,共感が可視化できるようになった現在はとくにその傾向が顕著だと思うの。」
「SNSの功罪よね。SNSって「いいね!」とか「リツイート」だとかの形で,共感が数値化されやすいツールなの。で,その数値によって価値が判断されている節があるわ。それは悪いことだとは言わない。他人の価値観を知ることができる場でもあるからね。でも,世の中すべてがYESかNOかではない。数が多いから必ずしも正しいわけでもない。可視化された数値に流されずに,自分の正義を見つめられればいいと本当に思うわ。だってもともと,人の数だけ正義があるわけだから。絶対的な正義なんて世の中にはなかなかないわけで。」
「現在主流ではない価値観をもってマーケット外から顧客を連れてきて,結果的に業界内シェアを増やすというのがエンターテイメントの正しい成長のさせ方」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第331回「正義は一つじゃない」

エンターテイメントは『今からすごく楽しい気持ちにさせるよ、だからお金ちょうだい』という商売。

「エンターテイメントの場合は(中略)顧客がどう受け止めたかで,金額に見合うかどうかの評価が変わるわけ。つまり,商品の内容を体感することでしか顧客は判断できないのね。そこに作り手として責任が生じるわけ。乱暴な言い方をすれば,エンターテイメントは『今からすごく楽しい気持ちにさせるよ,だからお金ちょうだい』っていう商売なのね。そう考えりゃ,まあ顧客は信用してお金を払ってるわけだから,責任は生まれてきますわな。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第327回「自由と責任」

過去を乗り越えろ。

「私が言いたいのは,『過去を乗り越えろ』ってことなのよ。昔の人は確かにすごいわよ。今に比べて苦労もあったと思う。でも,今の時代には今の時代なりの苦労があるの。過去を引き合いに出されても,その時とは状況が違うとしか言いようがない。要は,発明品でもエンターテイメントでも,昔と今とでは生み出すのに必要な能力が変化しているってことでもあるの。大切なのは,火を起こすことであり,面白いものを提供すること。権利の話はまた別だから置いとくとして,目的さえブレなければ過程や手段はそんなに問わなくたっていいと思うのよ。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」

本当の意味の努力とは、結果を出すことに向けて、可能性を高くする作業。

「ビジネスの場合は多くの場合,失敗すると損失が多いわけ。それなのに“1%”に賭けるのは愚の骨頂だと思うのよ。本来,挑戦する前にやるべきは,1%を51%以上にすることであり,99%に近づけることなの。だから,“1%しかない”のに挑戦するのは,いいことでもなんでもないと私は思うわけ。」
「“結果を出す”ということに向けて,可能性を高くする作業こそが本当の意味での努力ではないかと,私は思う。」

出典 http://www.4gamer.net

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第303回「可能性をどれだけ引き上げられるか」

風穴を開ける時、ちょっとずつ風穴を広げることが得策。

「人間は言葉があることで相手を傷つけたり、裏切ったり、嘘をついたりすることも可能ってこと。」

出典 http://sirabee.com

結婚を決めた精神状態…4人に1人は妥協?【ゲイのプロレスラー、結婚を目指す】

「プロレス界に風穴を開けるにはどんなことをすればいいだろうって一時期マジメに考えたときに、ちょっとずつ風穴を広げていくのが得策ってわかったのね。」

出典 http://www.excite.co.jp

異色のゲイレスラー・男色ディーノが語る 好奇心のヒダへの訴求法 前編【日刊大衆 】

男色ディーノ選手の名言集はあまりにも多くので、また続編をやりたいと考えています。

この記事を書いたユーザー

ジャスト日本 このユーザーの他の記事を見る

ジャスト日本です。
ブログでプロレスをメインに取り上げてます。

プロレスをもっとメジャーにしたい。
プロレスをもっと世の中に広めたい。

そんな思いでブログ運営しています。

spotlightでもプロレス記事を中心に更新させていただき、一人でも多くの方にプロレスに興味を持ってもらえるように尽力します。

よろしくお願いいたします!

【ジャスト日本のプロレス考察日誌】
http://ameblo.jp/jumpwith44/

【俺達のプロレスラーDX】
2016年更新分 http://ameblo.jp/jumpwith44/theme-10094543345.html
2015年更新分 http://ameblo.jp/jumpwith44/theme-10094543338.html
2014年更新分 http://ameblo.jp/jumpwith44/theme-10081788013.html

【ぼくらのプロレス執筆記事】
https://bokupuro-ad.gsj.mobi/users/prof/401725

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス