壁を乗り越える

この絵は、イスラエルがパレスチナとの間に延々と壁を作っているという記事を読んだ時に描いたものです。紛争やテロだけでなく、世界中には様々な壁が存在しています。その壁の存在を初めて意識したのが、ずいぶん前の話になりますが、高校生の時に安部公房の「壁」という作品を読んでからでしょうか。以来、人生に存在する壁をいかに越えるのかということが、自分の人生の一つのテーマになりました。

今では、その答えも見つかって、日々それを超えるべく実践しています。仏教に「無明」という言葉がありますが、その人間の本質に対する無知が、人と人の間に壁をつくり、ますますこの世を住みにくくしています。したがって、その壁を越えるには、絶えず単純明快な自分の本質に帰るよう日々の生活の中でつとめることが大切となります。「つとめる」にはいろいろな意味がありますが、それは「勤める」ことであり「努める」ことであり「勉める」ことであり、さらに「務める」こでもあります。

「青い海」の気功でわかるのは、「人間はエネルギーの流れだ」ということです。人間を物質として捉え、そしてその作り出す概念として捉えることから、すべての差別と分離が始まるのではないでしょうか。皆がエネルギーであることに気がつけば、一つ一つの川の流れが集まってしだいに大きな流れとなって大海に注がれるように、人類もやがては一つの大きな意識の流れとして自由と喜びの大海に溶け込むことができるようになるでしょう。

クッキーの壁を越えるスケルトンの愛

出典 YouTube

生徒さんが、クッキーを作ってきてくれました。はじめは、彼女は、平面的に並べることだけを考えていたようですが、煉瓦のように縦に積み上げて壁を作ってみました。黒っぽいのは、スライスアーモンド入りのココアクッキーで、白いのが、ココナツファイン入りのクッキーだそうです。

動きだしたスケルトンたちは、その壁を乗り越えて再会し、赤いハートの恋いの世界へと落ちてゆきます。どんな困難な壁もそこに愛の力があれば、乗り越えることができるでしょう。

壁に突き当たったら前に進まず上に上昇すればいい

考えてみれば、前に進もうとするから壁にぶつかるので、その方向を変えて上に上昇すれば、壁にぶつかることもなくなります。つまりは、水平方向の移動から上下の垂直方向への移動に切り替えればいい訳です。まるで重力に支配されたかのように水平方向にしかシェアを拡大したり移動したりすることしか考えられない人類の水平思考が、この世に無数の壁を作っているのです。これでは、自分たちの支配領域を広げるために絶えずぶつかりあうことになります。

そうした衝突を回避するには、水平思考を捨てて、宇宙ステーションから地球を見るように意識を上に持ってきてすべてを上から俯瞰する視点が必要です。目を閉じ自然に呼吸し、純粋な意識の世界に自分の意識を上昇させる時、心にも身体にもそして人類全体や地球にも平和が訪れるでしょう。

そうした視点こそ、自分の目の前の壁を越える最高の方法なのではないでしょうか。

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気の流れを身体の中に感じながら生きると生きることが楽しく気楽になります。生命エネルギーである「気」を理解して、いかに心と体を健康で幸せな状態にもっていくかということ書いて紹介していきたいと思います。

普段は、群馬で薬師堂気功指圧センター(http://homepage2.nifty.com/yakusido/index.html)という治療院をしています。興味のかる方はHPを覗いてみてください。

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