安倍総理の戦後70年談話が発表されましたが、多くの国民は大した関心もないようです。要は今や戦後生まれは国民の8割を超え平和な日本を体感する国民が多いからです。
そこで折角作った談話なので、内容を読むと、安倍首相本人の言いたいことを言ったようにも思えますが、相対的に周囲に配慮した総論的なものになっているようです。

そこには、アメリカからの強い監視があるのは当然で、それと、何と言ってもも中国・韓国・国内左派から批判を最小限にしようという配慮が濃厚に感じられます。その為に、各方面から攻撃を受けるであろう事を想定し、指摘、批判、文句、説いたことに対処して作りました内容の作文とでも言って感があります。

なので・・・結局は心に伝わって来る物も乏しく、右派であろうが左派であろうが、この談話に文句を行ったり、批判する人は、結局は、安倍首相の戦後70年談話の内容ににではなく、私は安倍首相が嫌いだから文句を何となく言いたい・・・みたいな感じになっていて、何とも良く考えた作文に仕上がっていると言うのが大方の評価では無かったでしょうか。

この談話は別に時代の節目に必ず出さなければいけないといった拘束はなく、あくまでも、「談話」は政治的な妥協の作文似すぎません。なので、70年談話は、安倍政権の政治の文章でしかないのであり、右派が主張している、村山談話をやっぱり継承するのかとか、あるいは、左派や安保法案反対勢力に配慮した内容で、「侵略」とか「謝罪」と言った文言である、村山談話を意識した物にすか、という事に神経を集中した内容になっているようです。要するに村山キーワードを盛り込みながら、右派からの批判を避ける文体でしか無かったという軽いお話に過ぎなかったのです。

発表が終わって見れば何のことはなく、アメリカ及び戦勝国の意向を損なわないようにしながら、慰安婦問題には触れないようにしながら、女性の人権と言った話法に切り替えて、彼女らを傷つけない様な未来を築こうといった文言を入れ、日本が過去にどのようなことをして来たかを曖昧に表現し、何となく、ぼかした表現に仕上げているだけです。その程度の内容ですから、この談話のポイントを安倍総理に聞いても、果たして談話の内容を理解してから言ってるのかは疑わしいものです。


安倍総理自身も何を言ってるのか本人も分かってないのでは


右派は、この談話について、高く評価しているようですが・・・例えば、要約すると、「日本は、戦後生まれ世代が今や、人口の八割を超えていて、戦争には何ら関わっていない、子や孫や、その先の世代の人が謝罪を続ける宿命を背負わせてはダメだ」と言いながら、次ぐに続いては、「しかし、なお、日本人は、世代を超え、過去の歴史に真正面から向き合うなければという、謙虚な気持ちで、過去を忘れない内容に受け継ぎ、未来へ引き渡す責任がある」となっています。

謝罪をする必要はないと談話の中で述べた後で、でも世代を超えて、日本国民は、過去の歴史に真正面から向き合うことが大切なので、次の世代の人であっても、世代を継続して、歴史に真正面から向き合いながら、謝罪すべきことにはやはり謝罪をしなくてはならないとも深読みできる内容になっているので、今回の安倍談話は、どこから見ても文句のつけようがない官僚が練に練った作文になっていて、高度な政治的な操作の行き届いた談話だと思うことがこれで良く分かって来ます。ここで何を言いたかというと、安倍政権は、ここまで周囲に配慮しなくてはならないということは、今回の談話は、戦後70年の日本の談話であるということであり、実は安倍談話では無いということです。

とても国を代表する指導者が世界に向けて発信する談話としては、焦点がボヤケているし、曖昧で無色透明なので、何に対して文句をつけたら良いのかと言った感じです。こんなにも周囲に配慮しながら、入念な政治調整ができる政権なのに、どうして安保法案だけは短期間で決めてしまおうとするのか理解に苦しむのですが、背後に、ますますアメリカの影が透けて見えて来ます。



この記事を書いたユーザー

kenzen このユーザーの他の記事を見る

大学時代は空手部・卒業後はサラリーマン。損害保険会社を早期退職した後は好きな物書きをしている。真実を知らない者は情報弱者であり自分の身は自分で守る時代。情報武装と論理的思考で最新情報の見方を私なりに提供し事実の背景にある真実を炙り出したいと思う。

得意ジャンル
  • マネー
  • 社会問題
  • ライフハック
  • 恋愛
  • 感動
  • キャリア
  • コラム
  • ニュース

権利侵害申告はこちら