「みんな大家健が好きだ!」

DDTプロレスリングが毎年7月から8月に1週間弱に渡り、東京・新木場1stRINGにて開催している「闘うビアガーデン」。この興業は毎日、選手やユニットごとにプロデュースするというのがコンセプトです。
今年は異色、狂喜乱舞の一日がありました。

8月8日、東京・新木場1stRING
「闘うビアガーデン2015~男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンDAY~」

男色ディーノ選手とスーパー・ササダンゴ・マシン選手というDDTが誇る奇才プロレスラーがプロデュースしたこの日の主役は紛れもなく、大家健選手でした。

大家健とは…

大家 健(おおか けん、1977年4月8日 - )は、日本のプロレスラー。富山県南砺市(旧福野町)出身。ガンバレ☆プロレス代表。

出典 https://ja.wikipedia.org

大家選手について、テレビ番組の評論を行っている「てれびのスキマ」さんはこのように評しています。

大家はプロレス団体「闘龍門」に入門するも、デビューが出来ないまま退団。その後、「DDT」に入門し、デビューを果たした。何度となくリングネームやキャラを変えたが、リストラマッチで敗れ引退。そのご復帰するも、また引退。その間、女性問題など様々なことを理由に長短問わず失踪を繰り返している。その後、「DDT」の別ブランド団体「ユニオンプロレス」に参加。が、ここも退団。そして2013年、高木三四郎から促され「ガンバレ☆プロレス」を旗揚げした。
要するに「ダメレスラー」「ダメ人間」の烙印を押されてしまうような存在である。

出典 http://bylines.news.yahoo.co.jp

しかし、そんな「ダメレスラー」がカリスマへと変貌を遂げたのが「ガンバレ☆プロレス」でした。彼は余りにも熱すぎるくらいの熱量と強引なまでのコメント力でガンプロユニバースと呼ばれる一部マニアを虜にしていました。


そんな大家選手の「カリスマ」という虚像が壊れていったのが「劇場版プロレスキャノンボール2014」でした。

劇場版プロレスキャノンボール2014

初日のレースで大家は得点を稼ぎまくる。細かな得点を稼ごうと思えば稼げてしまうのが、このレースの欠点であり、“肝”でもある。
他のチームがあえて遠回りをしてでも、観客があっと驚くような相手と試合を成立させたり、ドラマ性のあることをしている中で、大家はレースの勝ちにこだわって「見てる人がわからないドラマ」で満足している。
その姿を見て、レースにも参加している高木三四郎たちは「画として見せるのがもっとあるんじゃないの? 仕切りがむちゃくちゃだよ」と痛烈なダメ出しをするのだ。
プロレスでもっとも大事なのは勝ち負けではない。
いかに観客の心を動かせるか、だ。
単なるレースではない、人間ドラマを見せなければ意味が無い。それは映画でももちろん同じだ。
ここから大家の「物語」が始まっていくのだ。
何をやっても空回りし続け、なんで上手くいかないかも分からず間違い続ける大家。ついには理解不能のある奇行にまで及ぶ。
そんな懸命に迷走する無様な姿を果たして自分たちは笑えるだろうか。
いや、声を上げて笑ってしまうのだけど。笑っているうちに、なんだかたまらなくなって何の涙か分からない涙が流れてきてしまうのだ。
これは、上手くいかず迷いながら生きているダメな僕らのための映画なのだ。
「物語」の終盤、大家はある挑戦をするかどうか迫られる。「やる気は、あります…」とできなかった時の言い訳を考え、口ごもる大家に鈴木みのるが問い詰める。
「できるか、できないかじゃない。やるか、やらねぇかだ!」

出典 http://bylines.news.yahoo.co.jp

それでもみんな大家健が好きだった…

そんな大家選手が真の意味で己の全てをさらけ出したのがディーノ選手とササダンゴ選手がプロデュースした「闘うビアガーデン2015」だったのです。

ちなみに男色ディーノ選手もスーパー・ササダンゴ・マシン選手も大家選手とは10年来の戦友です。

ターン制プロレス~エンドレスギグ~

セミファイナルは男色ディーノvs大家健のターン制プロレス~エンドレスギグ~。試合中は試合中に場内に布袋寅泰とB’zの曲が交互に流れ、布袋の曲が流れている間はディーノのみ3カウントフォールやギブアップを取れる権利が、B’zの曲が流れている間は大家に同権利が与えられる。つまり、相手の曲が流れている時には勝利できないという完全決着ルール。本部席には鶴見亜門GMが着席する。ディーノ「さ~、あげていきましょうよ! 亜門さん、ワタシ、DDTの両国大会でワタシとササダンゴと大家健と組んでベルトに挑戦させろって言って、アンタが来るかどうかわかんなかったけど、ひと先ず来てくれてありがとう。まだ認める気ないですか」亜門「無理だね」ディーノ「なんで?」亜門「大家健は外敵だから」ディーノ「なるほど」亜門「KO-D6人に挑戦する資格がある選手だとは思えない」ディーノ「ということは今からここで健が両国に上がるに、そして挑戦するに相応しいと証明されれば当然断る理由はないってことね」亜門「そんなことはないと思うけど、見てそう判断したら許可するけど。ないだろうね」ディーノ「でも、そんなことは結構どうでもよくて、要は健と殴りあいたいんですよ。健がDDTをドロップアプトしてどういう道を歩いてきたかわかんないんだけど、そんな健とここで殴りいたいのよ。健、カモーン!」と呼びこむ。大家は今成とともに入場。ビールをあおったところでディーノが缶ビールで殴打して試合スタート。

『バンビーナ』が流れる中、ディーノはナックル殴打。場内も『バンビーナ』のサビで大合唱。大家にも缶ビールを渡すとそれを手にナックルを殴りあって、ディーノが優勢。高速ブレーンバスターからニードロップ。これはカウント2。再びナックルの打ち合い。これもディーノが優勢。ファイト一発!から男色ドライバーを狙う。耐える大家にナックルパンチ。続いてナイトメアを見舞ってファイト一発! 男色ドライバーを仕掛けるが耐えられるとソバットからバズソーキック。これはカウント2。男色ドライバーは決められないまま、曲が変更。『太陽のKomachi Angel』が流れて大家がナックルで攻勢に出る。場内も「エーンジェール!」と曲に合わせて大合唱。大家はバックエルボーからのカバーを返されるとスリーパーへ。ここからのカバーはカウント2。大家はコーナーにディーノを詰めると曲に乗りながらナックルパンチ連打。カミカゼを決めて炎のスピアを狙う。これはディーノがニーアタックで迎撃。ディーノが強烈なナックルパンチ。大家はダウン。大家も起き上がってナックルの打ち合い。炎のスピアを見舞うも曲が終わって『NOCTURNE No.9, DOBERMAN』が流れる。ディーノは場外を指差すと、これに応じた大家と互いに缶ビール殴打。ディーノは大家を駐車場へと連れ出すと、ブレーンバスターを仕掛けたディーノを大家が投げ返す。リングに戻るとディーノがファイト一発! しかし大家も炎のスピアをカウンター気味に入れてカバーしたが、布袋中のため認められない。ディーノは垂直落下式ブレーンバスター。リバースえび反りジャンプを決めるも曲が終わってしまった。続いて曲は『ultra soul』へ。ナックルの打ち合い。大家は馬乗りでナックルを叩き込み、曲と観客の「ウルトラソウル!」に合わせて一撃入れるがカウント2。大家は顔を差し出すディーノに張り手から頭突き。さらにスピアはカウント2。場内は大「オーカ」コール。ブレーンバスターから炎のスピアはディーノがヒザで迎撃してニールキック。『Be My Baby』が流れてリップロック。男色ドライバーはカウント2。エルボーの打ち合いから頭突きのラリー。男色ドライバーを放つと缶ビールをあおっての男色ドライバー。これで3カウントが入って熱戦に終止符が打たれた。

出典 http://www.ddtpro.com

試合後

試合後、ディーノがマイク。
ディーノ「ケーン!(互いに笑顔で)楽しかったのぉー!」
亜門「ディーノ、大家。いや、大家さん。いい試合だったよ。大家さんがKO-D6人タッグに挑戦するに相応しい選手だとよくわかった。8月23日両国大会、ディーノ&ササダンゴ&大家組でKO-D6人タッグ…」
大家「アモーン! おい、フザけてんじゃねえぞ。誰が俺がいつ挑戦したいって言ったよ。ガンバレ☆プロレスはDDTプロレスと戦争するんだよ! それにな、今日俺は負けてる。わかるか。DDTのGMとあろう者が、KO-D6人タッグのベルト、そんな今日負けたヤツに挑戦させるほど価値低いのかよ! おかしいだろ! 俺は挑戦なんかしねえからな! この話は白紙です。じゃあな!」
大家が引き揚げてしまう。
亜門「どうしようか」
ディーノ「おーい! オメエ今日負けたヤツが易々と挑戦できるほど、そんな安いベルトなのか?」
亜門「そっちから言いだした話でしょ!?」
ディーノ「おーい! 何、勝手に上がってきてんだ。今日は私のプロデュースでしょ!」亜門「そっちが見に来てって言ったんじゃん!」
ディーノ「なに土足で踏みあがっとんのじゃ! 降りろ! 白紙だ、コラ! さっきの1分半は忘れてください。今日は私とササダンゴのプロデュースDAYでございます。そして今からおこなわれるメインイベント、私、ササダンゴの同級生を集めたワチャワチャした試合ですよ。今日はDDTの中の同級生、いい時もあれば悪い時もあった。それを一緒につくり上げていった同級生が今日駆けつけてくれています。私も混ぜてもらおうと思います。こんなもったないことないでしょうが! そうと決まればさっそく、同級生カモン!」
こうしてメインイベントに突入した。

出典 http://www.ddtpro.com

試合後、KOD6人タッグ挑戦表明していたディーノ選手&ササダンゴ選手&大家選手の挑戦権をDDT鶴見亜門GMが認める発言をするも、ディーノ選手に敗れた大家選手がなんと、挑戦拒否していまいます。

まだこの時点では「ガンプロのカリスマ」であった大家選手でしたが…。

昭和52年生まれ40歳手前のレスラー達による人生哀歌

メインイベントは昭和52年生まれ40歳手前のレスラー達による人生哀歌エンターサンドマンエニウェアフォールマッチ。ディーノ、アントーニオ本多、諸橋晴也、スーパー・ササダンゴ・マシン(素顔にササダンゴマスクのペイント)、KUDO、さらに大家健まで登場。『エンター・ザ・サンドマン』が流れてまずは全員ビールで乾杯してから場外のあちこちで攻防を繰り広げる。そこにヤスや高尾、伊橋や松永、趙雲まで加わってビールが乱れ飛んだ。リング上でKUDO、大家、ヤス、趙雲が顔をそろえてナックルの打ち合い。4人でブレーンバスターの掛けあいはKUDO&ヤスが投げる。そこに伊橋がクロスボディーからぶーちゃんローラー。ササダンゴとアントンがリングイン。ナックルの打ち合いからアントンがツーショルダーを下げる。ササダンゴはベルトを放り投げてアントンと股間をぶつけあった。ディーノと諸橋がリングイン。ディーノをナックルで倒した諸橋はハーフパンツを脱いでビキニパンツ一丁になると変なおじさんダンスからすり上げプッシュアップ式ナイトメア。Tバックにした諸橋にディーノと大石が入って3D。コーナーに諸橋をセットするとアントンを諸橋の地獄門に吸い込ませ、半ケツにしてコーナー2段目にセット。高尾も諸橋の地獄門に吸いこませ、半ケツにしてコーナー3段目にセットしてトーテムポールの出来上がり。ディーノは同様にヤス、趙雲、松永も半ケツにしてコーナーにセットしてトーテムポールを完成させる。すると尻全開のササダンゴ自らコーナー最上段でセット。そこに樋口、中津も半ケツにしてトーテムポールを作り上げた。ここでリングに上がったKUDOはディーノにダイビング・ダブルニーアタック。これはカウント2。ディーノをボディースラムで叩きつけると自らケツ丸出しとなってダイビング・ダブルニードロップ。これもカウント2。大家がKUDOを排除してディーノに垂直落下式ブレーンバスターから炎のスピア。これで3カウントが入った。

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なんとメインイベントでディーノ選手に勝利した大家選手は試合後に驚きの発言をします。

大家健による言葉のちゃぶ台返し!

大家「おい、鶴見! KO-D6人タッグ挑戦させろ!」
亜門「さっき挑戦しないって言ったじゃないですか」
大家「今日勝っただろ。十分に挑戦する権利があるはずだ! 今勝ったやつが一番強いだろ!」
亜門「でもパートナーのディーノは負けてますからね。ダメですよ」
大家「テメエ、フザけんじゃねえぞ。勝ったとか負けたとか関係ねえんだよ。俺たちの間には勝ったとか負けたとか、それ以上の絆でつながれてんだよ。確かにDDTと戦争している。でもなあ、それ以上に俺と男色ディーノと坂井っち、3人の絆は強いんだよ! 挑戦させろ!」
亜門「わかりましたよ。両国大会、ディーノ&ササダンゴ&大家組で挑戦を認めさせていただきます」
大家「よっしゃー!」

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なんと、試合後に鶴見亜門GMにKOD6人タッグ王座挑戦を直訴!
セミファイナルでのあの発言は何だったのかと問い詰めると…
大家選手はこう言ったのです。

「勝ったとか負けたとか関係ねえんだよ!」
これこそ、大家選手の十八番の「言葉のちゃぶ台返し」なのです。

ササダンゴからいきなり…

ここでササダンゴ選手からいきなり大家選手へこんな要求をしてしまいます。

「ケツだそう!」

大家「ああケツ出したほうがいいな。そんなの余裕だよ(半ケツに)」
ササダンゴ「よくウ●コついているんですよ(笑)。大家さんのパンツにウ●コがついていたおかげで、昔めちゃイケとか出れたんだよ。大家さんのパンツにウ●コがついている映像を片岡飛鳥さんに認めてもらって、『あれは私たちと目指しているものが一緒だ』って言ってくれて、なぜか俺はめちゃイケのオーディションに呼ばれたんだけどね。そして今、今年こんな形でディーノさんと大家と両国に出れるというのは、本当は泣きたい気持ちでいっぱいなんだけど…おかしいな。滑稽なんだけど、頑張ろう。せっかくチャンス貰ったんだから、絶対にチャンスを掴みとって俺たちでもまだまだいけるってことを。ここで大家さんの門出を祝して、リング上にいる皆さんから一言ずつお祝いのコメントと激励のコメントをいただきたいと思います」

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大好きな大家健へ…みんなからの贈る言葉

松永智充
「大家さん、昔足立区の竹ノ塚で一緒に過ごしていた大家さんが両国に出れて、僕はメチャクチャ嬉しいです!」

ヤス・ウラノ
「1996年の春、大家、オマエに初めて会った時の印象は変なヤツだなと思って。2015年夏、今はもっと変なヤツだと思っているよ。オマエと一緒に両国大会に出れることを嬉しく思うよ。頑張ろう」

高尾蒼馬
「大家さん、まずはおめでとうございます。私、6人タッグのチャンピオンなんですよね(ここでササダンゴから「あ! オマエ、スパイだろ!」との突っ込みが…)」
「まず、なんでこれ出てんですかね(ここでササダンゴ「なんで対戦相手になろうかって人が入ってんですか!」ディーノ「忘れてたよ」ササダンゴ「プロレスボケしすぎ!」ディーノ「だって学プロだったから」)両国で試合、よろしくお願いします」

諸橋晴也
「あの大家さんに『筋肉をつけるにはどういう食事をしたらいいですか』って聞かれた時に、『お米をたくさん食べてください』と言って」ディーノ「ウソだね(笑)」諸橋「だけどそれを信じて、今みたいな体になってくれて。人体実験が成功しました。ありがとうございました」

アントーニオ本多
「ワタクシがDDTでデビューしたのは2005年の1月2日、忘れもしないマッスル2でした。その日、実はアナタはその会場で我々と一緒に試合をすることになっていた。当日、アナタは失踪しました。そういう最悪な最底辺の印象から始まったアナタとの関係も、新木場から車で送ってもらったり、そのお礼に回転寿司をおごって、あまりにもアナタが食べるんで『1000円だけ出すので、残りは出してください』って言ったり。いろいろありましたね。そんなアナタも今や両国でベルトに挑戦する身です。当日絶対に失踪しないでください」

KUDO
「エビスコの激務の中、僕は大家さんが一番練習していることを知っています。僕がタイトルマッチで大家さんもタイトルマッチ、最高じゃないですか! ついでに言うと伊橋もタイトルマッチです。2人で勝って伊橋は負けて、エビスコで祝杯あげましょう!」

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ここで何故か山里亮太が登場

今大会を観戦しに来ていた南海キャンディーズの山里亮太さんがリングに呼ばれました。

ササダンゴ「最後、我々と同じ52年生まれの大家さんがいつも移動する時、TBSラジオを聞いているんですけど、TBSラジオでお馴染みの山里亮太さんお願いします」

まったくのプライベートで観戦しに来ていた南海キャンディーズの山里さんがまさか呼びこまれる。場内「山ちゃん」コール。ディーノとササダンゴは山里さんを半ケツにさせる。

ササダンゴ「山ちゃん、大家さん、こう見えても“不毛”リスナーなんですよ」
山里「大家さん、まさかリスナーとは思いませんでした。さっき、ディーノさんとの試合で断った時、両国でササダンゴとディーノと出るんだと思った自分がいました。どうしようと思ったけど、ここで勝った時、大家さんになるんだと思って安心しましたし。一つ聞いていいですか? 僕はなんで尻を出しているんですか? 大家さん、最高の3人だと思うのでベルト掴んで勝ってください。TBS・JUNK、山里亮太でした」
ディーノ「山ちゃん、8月24日に後楽園であるんだよね。逆に言うと8月23日は?」
山里「そりゃもう両国のために開けてますよ!」
ディーノ「OK! じゃあスケジュールをそのまま開けておいてください」
ササダンゴ「よろしくお願いします」
ディーノ「開けているなら、うまくやりますので」
山里「これ見るために休みにしていただけだよ」
ディーノ「まあ、まあ。山ちゃん、せっかくだからいましょう。両国に出る身だしな」
ササダンゴ「決起集会なんで」
山里「俺、アンタたちのせいで肛門爆破されてんだよ!」
ディーノ「あれ、結構怒られたから大丈夫」
ササダンゴ「今年は尿道でいきますんで」
山里「尿道!? 尿道は勘弁してくださーい!」
ディーノ「処遇は我々で考えますんで」

出典 http://www.ddtpro.com

最後に締めたのはやはり大家健!

ササダンゴ「じゃあ最後は大家健!」
大家はリング上で泣き顔。
大家「なんて言っていいのかわかんないですけど、あの~(泣)」
場内「オーカ」コール。

大家「あのね、もともとDDTにいたんですよ。でもね、失踪しました。失踪した人間がもう一回同じ会社に戻ってくるなんてありえないでしょ? でもねえ、男色さん、坂井っち、KUDOとか諸橋くんとかウラノさんとかみんな受け入れてくれたんですよ。俺が頭下げたら、オマエが戻りたいならいいよって、すごく迷惑を掛けているということはわかっておりました。1年以上時が経って戻れるかどうかわからなかったですけど、みんな快く迎えてくれました。そのあと紆余曲折ありまして、DDTではなくユニオンにいき」
ササダンゴ「長いな~(笑)」
大家「ユニオン撤退、DDTにも入れず、ガンバレ☆プロレス作りましたよ」
ディーノ「大家さん、2分後から話して」
大家「じゃあ2分後に飛びます! もうねえ、俺はガンバレ、ガンバレって言ってんですよ。俺はそんな強い人間じゃない、失踪するような人間だ! だから自分が逃げ出したくなるような時もガンバレ、ガンバレって鼓舞しているんです、自分に! マイクロフォンで。マイクロフォンの中から言っているんです! みんなガンバレって言ってるんです。だから届いてほしいんです。アナタにも!」

すると場内にブルーハーツの『人にやさしく』が流れてみんなで大合唱。最後は大家の音頭で「3、2、1、ガンバレ☆俺!の後に「ディーノとササダーンゴゥ」のブリッジ音が流れて「カンパーイ!」。

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ビアガーデンで爆発!ガンプロ劇場!

場内に『BAD COMMUNICATION』が流れるとファンがリングサイドに詰め寄りエプロンをバンバン叩く。「バッドコミュニケーショーン!」の大合唱で締め。

出典 http://www.ddtpro.com

昭和52年(1977年)生まれ…ぽっちゃり体型の中年達

試合後、ディーノ選手とササダンゴ選手と大家選手は仲良く記者会見に応えていました。

――プロデュースDAYを終えて、KO-D6人タッグ挑戦が決まりました。
ササダンゴ プロデュースDAYを利用して、自分たちの対戦カードを決めるって画期的な発想だなと思いました、ディーノさん。
ディーノ はい。まあまあ。
ササダンゴ 大家さんが頑張ってるような体(てい)を出して。すごいね。
ディーノ  なんかビアガーデンが一番印象操作できる。
ササダンゴ 何て言うんですか? ずっとガンプロを追いかけてきたガンプロファンが、見れないっていうこの仕打ち! あんた悪魔だよ、悪魔。
ディーノ (出場選手に)大家健って発表する前からソールドアウトだからね。
ササダンゴ チケット売り切れさせておいて大家を出すっていう。
ディーノ いやもう、大家さんのホームでやらしてやるもんかっていうね。
ササダンゴ そうだねえ。その大家さんもよかったですよ。ガンプロでこれが決まるんじゃなく、DDTの所で、一番コアなDDTのお客さんが来てくれてる所でこういうふうな姿を見せれたっていうのはすごいな、男色さん。
ディーノ 何の話だ!
ササダンゴ プロデューサーとしてね。
ディーノ オメエも一応プロデューサーに名前連ねてるからな。
ササダンゴ かつ一番難解と言われる山里亮太のブッキングもなんかしら成功して、たいしたもんですよ。
ディーノ いやいや、どうなんですか大家さん。
ササダンゴ 大家さんといえば両国の売店を仕切ってる事で有名だったんですよ。
ディーノ あんまりクローズアップされてないですけど、こう見えて大家健が両国に上がるのは初めて。
ササダンゴ 初めてですよ。
大家 初めてです。本当に。
ディーノ 今までは脚をケガして、売店だったり、簡単に言うと必要とされてなかった。 大家 そうですね。
ディーノ これは逆ですね、私に言わせれば。大家健を両国に出して、一緒に出たかったんですよ、このポッチャリした私達が。たぶん同級生、この年代のあれがあるんでしょうね。この肉付き。
ササダンゴ 太りやすい体質なんですよ、この年代は。CIMAさんとかも過剰に減量というかワークアウトするじゃないですか? 放っておくとやっぱり3日でこうなっちゃうんですよ。3日練習しないと。
ディーノ でもまあ、これ合作ですよ。大家健を両国に出すというのは、我々の。なぜなら、あなたが大家健をフィルムを通してクローズアップしなければ…。
ササダンゴ そうそう。ディーノ 私は、あともう一歩押すだけだったんで。
ササダンゴ 大家さんはもうちょっと、男色ディーノさんとプロレスキャノンボールを撮ったマッスル坂井監督に感謝してください。
大家 感謝してますよ。
ササダンゴ お中元とか全然ない。
ディーノ あっていいレベルだよ。
ササダンゴ お中元ってだいたい5000円ぐらいだからさ、今の大家さんの財力で言ったら全然大丈夫でしょ。
大家 大丈夫だね。
ササダンゴ フレッシュジュースくださいよ。
大家 フレッシュジュースでいいの?
ディーノ 原液がいいです、カルピスの詰め合わせの。最近のスゲエのあるから。
ササダンゴ カルピスってさ、カルピスの社長がモンゴルで、放牧とかしてる人たちが羊の乳を使ってああいうのを作ったって聞いてたんですけど、原材料が牛乳らしいよ。ディーノ さては酔っ払ってんな?(マスコミの)早くまとめろよという顔。
ササダンゴ まとまらないですからこの喜びは。この高揚感をまとめることはできないですよ、今日。
ディーノ そして健が何ひとつ喋ってないというね。だから我々への感謝とか。感謝の気持ちを伝えてくださいよ。
大家 感謝してますよだから。
ササダンゴ バックステージに戻った途端に、みんなに怒られたような顔するなよ!
大家 そんなことないですよ。もう感謝の気持ちはすごいありますよ。マッスルをやってた時、使ってくれてるしね、坂井。男色さんは落ち込んでる時とかに励ましてくれたり。ササダンゴ エピソードが薄い!
大家 薄くないんですよ、これが。
ディーノ 自分と健さん、薄いなぁって思っちゃった。ちょっと今、自分がショックですよ!
ササダンゴ エピソードが薄い!
ディーノ「自分が忘れていた、ものすごくいいエピソードとか欲しかったですよ。

出典 http://www.ddtpro.com

――相手がチームドリフで決まっていますが。
ササダンゴ やっぱさぁ、ドリフっていうのは日本の一つのチームワークの集大成じゃないですか。
ディーノ 酔っ払ってますからね。
ササダンゴ それを我々エンターテインメントプロレスを志すものとして、どうしてもこう勝たなければいけない、超えなければいけない壁ですよね。
ディーノ それはドリフターズの事か? ドリフターズとはやんないからな。大家クン、最後に心を打つ一発なんかやってください。
大家 なんか一発ですか?
ディーノ ワタクシは、皆集まって笑えればいいのと思ってたんですよ。
大家 あの、なんかもう足りないこといっぱいあるんですよ。
ササダンゴ 逆に出たくない?ディーノ 迷惑だった?
大家 いや、非常にありがたい気持ちでいっぱいです。両国まで日数もありません。ワタクシはこのチームの弱点なんだろうと思っておりますが、数日間で人は変われると思ってるんです。
ササダンゴ なんかそれやる振りだよ? やる振りっていうかやんなきゃいけない感じだよ?
大家 そうですね。じゃあ日々を、日々を頑張って生きて、今日よりも明日、明日より明後日、強くなれるように頑張っていきたい。
ササダンゴ なんで大家健、ちょっと特訓やりますか。ちゃんと我々3人で特訓やりますんで。
大家 特訓やります。
ササダンゴ 特訓なりなんなり、必ず勝てそうだなっていうあれやりますんで。

出典 http://www.ddtpro.com

「ガンプロのカリスマ」大家健選手はガンプロ内ではそのカリスマ性を強固にしていますが、その一方で本来の大家選手はどこかいじり甲斐のあるキャラクターでもあります。

ディーノ選手とササダンゴ選手は大家選手のあらゆる側面をこの日、あぶりだすことに成功しました。

カリスマ性、自堕性、母性本能、天然、爆笑、謎の感動…。

「ガンバレ☆プロレス」や「ユニオンプロレス」ではあまり見えなかった大家選手に渦巻くあらゆる概念。

それが全て爆発した時、狂喜乱舞の宴が誕生したのです。

最後にDDT大社長・高木三四郎選手がこのようなツイートをされていました。

ご紹介しましょう!


その通り!

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ブログでプロレスをメインに取り上げてます。

プロレスをもっとメジャーにしたい。
プロレスをもっと世の中に広めたい。

そんな思いでブログ運営しています。

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