あれもこれも、、とついたくさんチョコレートを買ってしまった時、全部食べきらず、保管しておきたいとき、チョコレートをどのように保管すれば美味しく保存できるか、保存方法を案外知らずに、チョコレートを台無しにしてしまう人も多いようです。
チョコレートの上手な保存方法を覚えましょう。

酸化させないこと

チョコレートは香りが命。腐って食べられなくなるわけではありませんが、開封後そのまま外に放置しておくと、空気に触れた部分が酸化して著しく香りが劣化します。開封後はなるべく早く食べ切ってしまうのがベストですが、食べ切れない場合は、空気を抜いてまずは密封しましょう。

保存温度帯、賞味期限をチェック

1.賞味期限を確かめる
生チョコレートなど乳製品を含むチョコレートの場合は賞味期限が短く数日から1か月くらいのものが多く、ナッツをペースト状にしたものを使うプラリネチョコレートやジャンドゥーヤチョコレートは3か月くらいが多く、ビターの板チョコレートなら1年くらい、、、等、チョコレートの製造方法や使用する原材料、水分量によって賞味期限がかなり違います。

まずは、賞味期限がいつまでかチェックしてください。新鮮なほうがもちろん味わいも香りも良いです。稀に板チョコレートでは、製造してから数か月後のほうが、渋みが抜けてまろやかさが生まれ美味しくなる場合もあります。

粒チョコレートは基本的に新鮮なほど美味しいと覚えておいてください。

2・適切な保存温度で保管する
生クリーム等乳製品を使用しているガナッシュクリームを含むチョコレート等は5度から0度の保存、板チョコレートは15度~18度の保存が望ましいでしょう。温度設定が難しい冷蔵庫の場合、ボンボンチョコレートは通常の冷蔵庫の棚に密閉して保管、板チョコレート等、15度程度が望まし保存方法の場合は野菜室へ密閉して保管しましょう。
ワインセラー等をお持ちの場合は、ワインセラーに、密閉して保管すると15度~18度の設定も可能ですが、湿度に注意しましょう。(コルクの縮みを防ぐため湿度が高い場合が多いです。)
適切な温度で保存していない場合、カビが生える等が発生することがありますので注意が必要です。

また、保存は冷蔵保存をしますが、口どけも美味しさに影響するチョコレート。食べる少し前に常温に出しておき召し上がってください。そうすると自然に口の中で溶けなめらかな食感を楽しめます。


急激な温度変化を与えない

チョコレートはとってもデリケート。
急激な温度変化を与えないようにしましょう。そのために、密閉したチョコレートを保管するときに、さらに、保冷バッグに入れてから、冷蔵庫に入れると、外に出したときにも急激な温度変化を防げます。

出典 http://goo.gl

適切な温度で保管しなかったり、急激な温度変化をさせるとチョコレートが劣化します。

冷たいところから、温かいところへ急に出すと水滴がチョコレートの表面につきます。その水分にチョコレートの中の水分が吸い寄せられ、表面が白くざらざらとした状態になる「シュガーブルーム」という状態が発生したり、
適切な保管温度ではない気温の高いところに置き続けて、チョコレートの中の油脂分が外に分離する「ファットブルーム」という状態になることがあります。

腐っているわけではないので、食べることはできますが、著しく食感や香り、味わいが劣化しています。

こまめに食べる分だけ購入する

香りを楽しむチョコレートは鮮度も重要。
特に賞味期限の短い生チョコレートやガナッシュクリームのチョコレートは、たくさん一度に買わず、購入してその日または数日中に食べ切れる量だけを購入するようにするのも良いでしょう。

チョコレートの種類によって賞味期限や保存に適した温度帯が違うので、購入したものの保存に適した温度と賞味期限を確かめること。
空気に触れると酸化するので触れないようにすること。
急激な温度変化を与えないこと。
新鮮なうちに美味しくいただくこと。

この4つのポイントをぜひ注意して美味しくチョコレートを召し上がってくださいね。

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トモエサヴール 代表 チョコレートソムリエ
インターナショナルチョコレートアワード 審査員
ストーリーのある、美味しいチョコレートをはじめとする食品を世界中から
探しだし紹介しています。カカオ豆からチョコレートを作るワークショップや
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