もし、あなたが何らかの罪を犯したとして、牢獄に入れられてしまい、その後ご両親から助けを求められたらどうしますか?

「遠くにいるから何もできない」と諦めてしまうかもしれません。しかし、条件さえ揃えば何かできるかもしれません。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

年老いたイタリア人男性がニュージャージーで一人で住んでいました。

老人は毎年耕しているトマト畑を今年も耕したかったのですが、畑の土が固く、それは彼にとっては非常に困難でした。

以前は老人を手伝っていた彼の一人息子、ヴィンセントは獄中にいたのです。老人は彼の息子に向けて一通の手紙を書き、彼の苦境を伝えました。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

「ヴィンセントへ、今年はトマト畑を耕すことができなさそうで、非常に悲しい。わしは庭を掘り起こすには年老い過ぎてしまったようだ。もし、おまえがいればこんな思いはせずに済んだろうに。きっとおまえが近くにいたなら、以前のように、わしの為に喜んで庭を掘り起こしてくれただろう。父より」

数日後、老人は息子からの返事を受け取りました。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

「父さんへ、その庭を掘り起こしたらダメだよ。そこには死体が埋まっているんだから。ヴィニーより」

すると、次の日の朝4時ごろに、FBIと現地警察官が老人宅にやって来ました。

FBIと警察官は老人宅の庭の全区画を掘り起こしましたが、死体が見つかることはありませんでした。そして彼らは老人に謝罪し去って行きました。

そんな出来事があった当日、老人は息子からもう一通の手紙を受け取りました。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

「父さんへ、さあ、今ならトマトを耕せるだろう。これが今自分のおかれた状況の中で、父さんの為にできる最大限のことさ。ヴィニーより。」

獄中のどうしようもない状況で、筆を使って警察官を動かす息子さんは非常に頭がキレますね。

この話が実話なのかフィクションなのかは不明です。ですが、獄中であるかないかに関わらず、もしあなたが「どうしようもない状況」におかれた場合、この息子さんのような「クリティカル・シンキング」があれば、スマートに困難を打開できるかもしれません。

この記事を書いたユーザー

Xin(しん) このユーザーの他の記事を見る

シンガポール在住5年目に突入しました。ブログ(http://www.sinlog.asia/)書いています。海外旅行、語学学習、お笑いに興味がありますが、雑多にまとめていこうと思います。

権利侵害申告はこちら