8/13にサントリーがこんな掲示をサイト上に載せました。

【お詫びとお知らせ】

サントリーオールフリー「夏は昼からトート」キャンペーン、一部賞品の取り下げおよび発送中止について2015年8月13日サントリービール株式会社平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

サントリーオールフリー「夏は昼からトート」キャンペーンの賞品について、お問い合わせ、ご指摘をいただくなどご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。このたび、デザイナーの佐野研二郎氏から申し出を受け、一部賞品を取り下げ、発送を中止させていただくことにいたしました。

なお、楽しみにしていただいているお客様のご期待にお答えすることも大切であると考え、本キャンペーンは内容を変更して、継続して実施させていただきます。何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

お客様に、ご心配をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。【取り下げおよび発送を中止させていただく賞品】賞品番号:No.6、No.7、No.8、No.12、No.18、No.19、No20、No24※当該賞品をご応募いただいた方には、キャンペーン事務局から、別途ご連絡をさせていただきます。

出典 http://www.suntory.co.jp

削除されたデザイン。

出典 http://blog.livedoor.jp

修正後

出典 http://www.j-cast.com

発端となったフランスパンの酷似

出典 http://www.bengo4.com

一般の方のブログで使われていた、ポンパドールのフランスパンと佐野氏デザインするトートバックのフランスパンが酷似していた。

「個人ブログに掲載されたバケット(フランスパン)の画像が、トートバックに使われたデザインと仮に一致するとしても、バケットの画像転用が著作権法に違反するかどうかは難しい判断を含んでいます」

このように、齋藤弁護士は切り出した。著作権侵害になるかどうかの前提として、まず、転用された対象が「著作物」にあたるかどうかの問題があるという。

「まず、今回問題となっているバケットそのものは、著作権法の保護を受ける『著作物』に該当しないと考えられます。バケットなどのパンは、一般的に意匠法との兼ね合いで、著作権法が保護対象としている美術の範囲に属さないと考えられています。また、バケットの形状はありふれたもので、創作性を認める余地もないように思われます。

出典 http://www.bengo4.com

「仮に、さきほど説明したような写真の『著作物性』が肯定された場合、写真を回転させたり、一部分を切り取って使用していると仮定すれば、翻案権侵害が問題となります。

具体的には、写真の表現上の特徴が残っているかどうかがポイントになります。バケット自体の特徴は当然残っていますが、バケットを撮影した写真の特徴が残っているかどうかが問題なのです。全体を伝える目的で撮影された写真を、回転させたうえで一部切り取って使っているため、写真そのものの本質的特徴は残っていない、と考える余地もあるでしょう。

しかし、トートバックに、バケット自体の特徴に留まらず、写真によって引き出されたバケットの魅力や持ち味も反映されていると考えれば、著作権侵害と判断される可能性も十分あるように思われます」

今回は、このバケット以外にも、取り下げられたトートバッグがある。それらの盗作疑惑についてはどうだろうか。

「他のトートバッグでも、写真が流用されているものがあるとすれば、被写体にもよりますが、同じような議論になるでしょう。また、仮にイラストなどが流用されているものがあるとすれば、より直接的に著作権侵害の問題となるでしょう」

出典 http://www.bengo4.com

非常にデリケートな判断になるようです。

ここまでくると、2020年のオリンピックのロゴも変えざる終えないのではないかと
思ってしまいます。

オリジナルということの大切さ。
オリジナルということを判断する難しさ。

それらを今一度考える、良い機会と受け止めるしかないかもしれません。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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