「今年3歳の息子は、五体満足で生まれてきて、今もスクスク健康に育っていますよ。」スコットランドのグラスゴーに住むキーランの母、ジェマ・ロジャーズ(24歳)はそう語る。

「胎児は、深刻な障がいを持っています。中絶した方がいいでしょう。」グラスゴーの病院でジェマとパートナーのロスは医師にそう告げられ、悲しみのどん底に突き落とされた。

脊椎破裂で脳性小児麻痺を患って生まれると宣告された

出典 http://www.mirror.co.uk

ジェマが妊娠20週目の時に、医師から悲惨な宣告を受けた。「脊椎破裂で脳性小児麻痺。歩くことも話すことも、トイレに自分で行けることもできないでしょう。短命だろうと思われるので、重荷になるよりかは中絶をおすすめします。」そう言われたのだ。

しかし、ジェマとロスは中絶を拒否した。母親になるのが夢だったジェマにとって、せっかく授かった命、堕ろすことは考えられなかった。たとえ重い障がいを持って生まれたとしても、頑張って二人で育てる。そう決心した。

そして2012年5月に、キーランが誕生。帝王切開で2636グラムの、何の問題もない五体満足の元気な子が生まれた。

「母の直感を信じて良かった。」

出典 http://www.mirror.co.uk

悲しみのどん底のまま妊婦生活を過ごしたジェマにとって、キーランが五体満足で生まれたことは何よりもうれしいことだっただろう。「あの時、医師に言われたままこの子を中絶してたら、私達はとんでもないことをするところだったんです。」

「病院側から謝罪の言葉を聞きたいですね。」

出典 http://www.mirror.co.uk

生まれてから健康に育ってきた3歳のキーランは、15ヶ月目に歩くようになり、トイレトレーニングも順調にいったという。

「キーランは私達には完璧な息子です。健康な子供なのに、障がいを持ってるだなんて。病院側はこういう過ちをしてはいけないでしょ。病院から一言謝ってもらいたいぐらいよ。」

メディアは今この病院にコメントを求めている最中だということだが、もしジェマが医師の言った言葉を信じて中絶していたら?取り返しのつかない過ちを病院側がしたことによって、健康な命が奪われることになってしまったかも知れないのだ。

いつも思うことだが、医師も人間ではあるがこういうミスは妊婦には特に妊娠中、精神的には大変辛いものとなる。イギリスの検査の回数が足りないことも一つの原因かも知れないので、日本のようにしっかり検査できるような病院になればいいのだが、と思う筆者である。


*情報元は承認申請済みです。

この記事を書いたユーザー

Mayo このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • 社会問題
  • 海外旅行
  • 育児
  • テレビ
  • 美容、健康
  • カルチャー
  • ファッション
  • コラム
  • 感動
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら