こんにちは、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している幼児教育研究家平川裕貴です。
今日は幼児教育とは直接関係ありませんが、米国アイオワ大学で面白い研究がなされているのでご紹介します。
私はいつも、子ども達が大人になる頃の未来の社会を見据えながら仕事をしていますので、こんな話題も取り上げてみたいと思います。

現在のようにITが産業の中心になって、世界的に座業中心の仕事が増えていますが、米国では、仕事全体の43%が座業中心の仕事だといいます。
世界保健機構によると、身体的不活動、いわゆる運動不足が原因の死亡者が年間330万人いると推定されています。これはすべての死亡原因のトップ4に位置すると言うのです。
確かに、一日中机の前に座ってパソコンを睨み、神経をつかうような仕事は、身体的にも精神的にもいいとは言えませんね。


アイオワ大学の研究者は、デスクワークをしながら、自転車漕ぎ運動ができるようなデバイスを使うと、デスクを離れることなしに、仕事をしながら運動ができると言います。

座業中心で仕事をする人達は、たとえ屋外で運動時間がある程度あっても、また、職場の共有部分に、運動器具を設置していたとしても、ほとんど利用しませんでした。
そのため、慢性疾患や認知的機能減退やメンタルストレスの増加が見られ、研究者達は、もっと積極的な解決策を探そうとしていたのです。

ある会社で労働者に自転車漕ぎマシンを机に下に置いてもらって実験したところ、ペダル漕ぎの量が多かったものは、体重が減少し、集中力も増し、ペダル漕ぎの少ない者に比べて病気になる割合も少なかったと言うのです。
また、実験に参加した労働者の70%が、自転車漕ぎマシンを使い続けたいと言ったそうです。

こんな簡単な方法で、労働者が健康になり、仕事の成果がはかどるとしたら、言うことないですね。
場所を取らず、丈夫で安価な机の下用の自転車漕ぎマシンが売り出されるのも、そう遠い日ではないかもしれません。


参考
Work, pedal, and be healthy
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-08/uoi-wpa081015.

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平川裕貴(ひらかわゆうき) このユーザーの他の記事を見る

元日本航空CA。外資系英語スクールマネージャーを経て、1988年子ども英語スクールを神戸と大阪に開校。外国人講師による子ども英語教育の先駆的存在。

1995年、阪神淡路大震災に遭遇、教室・自宅とも多大な被害を受ける。
震災から得た教訓も活かし、2006年、インターナショナルプリスクール(英語の幼稚園型スクール)を設立、英語教育と人間教育に取り組む。現在3歳から6歳までの子どもを、幅広い視野と思いやりを持ったバイリンガルに育てている。

長年欧米文化に触れてきた経験から、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱。スクール経営の傍ら、これまでに得た教訓や知恵や知識を伝えるべく執筆活動を開始。
幼児教育研究家。文筆家。コラムライター。英語講師。マナー講師。

ウレぴあ総研『ハピママ』や『IT Mama』に、子育てや英語関連の記事執筆。
フジテレビ『ほんまでっかTV』 に子ども教育評論家として出演。

著書『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)
『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)

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