■ 意外と知らない、子宮の姿

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子宮とは、膀胱と直腸の間にある器官。
成熟した子宮のサイズは、長さ7~8.5cm、重さ40~60g。子宮の外形は、西洋ナシが逆さになったような形で、膨れた部分を子宮体部、細い部分を子宮頚部といいます。

また子宮は、その大部分が平滑筋という組織でできた円筒状で、その内腔が体部であり、頚部(頚管)を通って、膣腔に通じているのです。子宮体部は、通常は前方に屈しており、これを前屈といいます。しかし、子宮内膜症の場合、子宮付近の組織との癒着などがあると、しばしば後屈の形を取るようになります。

子宮は、子宮体部、子宮峡、子宮頸、膣部の4つに分類され、それぞれ妊娠にともなって変化。

これらが、妊娠中どのように変化するのかをご紹介します。

■ 子宮の分類ごとの、妊娠による変化

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[1]子宮体部
非妊娠時の子宮の重量は、未産婦と経産婦では異なり、40~70gといわれています。子宮腔の長さは約7cm、幅は5cm、厚さは2.5cm程度です。
これが、妊娠中は胎児や羊水など胎児の付属物の発育によって増大。妊娠末期には約1,000g、子宮腔容積は4,000~5,000ml、子宮腔長も36cmまで増大します。子宮壁の厚さは、妊娠末期には、約1㎝となります。また、妊娠末期には妊娠初期より軟化します。さらに子宮は、妊娠4カ月頃までは骨盤の内にありますが、妊娠4カ月末から腹腔内に上昇し、前腹壁に接触するようになります。

[2]子宮峡部
子宮峡部は、非妊時には約1cmです。妊娠3カ月頃から次第に延び、妊娠末期には7~10cmの長さにまでなります。また、妊娠3~4カ月頃から、上方から次第に開大していきます。

[3]子宮頸部
子宮頸部は、表層から深部に向かって徐々に軟化しますが、子宮体部より遅れて軟化します。子宮頸管の粘膜はやや肥厚していきます。


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■ まとめ

このように、子宮の各部位は、赤ちゃんを守るべく妊娠とともに形を変えたり、柔らかくなったり……と、変化を続けているのです。

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