「小さな恋のものがたり」という漫画がありますよね。みつはしちかこ著の1962年から連載された少女の不屈の名作漫画です。

背が低いことを気にしている女の子チッチ(小川チイコ)と、ノッポでハンサムでツンデレなサリー(村上聡)の恋愛模様を描いた漫画です。

随所に主人公チッチの目線から書かれた叙情的な詩も挿入されており、詩集としての人気も高い漫画です。

2014年に53年にもわたり続いた、この作品は完結しました。

『小さな恋のものがたり』はシンプルなお話で、高校2年生の小川チイコ(チッチ)が、同学年の村上サトル(サリー)を一途に想い続ける……というものだ。

チッチは運動も勉強も苦手、サリーは野球部のエースで成績もいい、と対照的な2人だが、何より大きく違うのは、身長だ。

チッチはとても小さく、サリーはとても背が高い。マンガの描写では、チッチの背丈はサリーのベルトの高さくらいしかない。2人が並んだ場面で測定したところ、サリーの身長は、なんとチッチの1・73倍! 

これはなかなか大変な身長差である。
チッチは、53年にわたって、これほど大きさの違う相手を想い続けたわけだが(もちろん、劇中の2人はずっと高校生だけど)、この身長差は恋の支障にならなかったのだろうか?

出典 http://web.kusokagaku.co.jp

2人の身長がわかるシーンを探していくと、第27集にこんなエピソードがあった。チッチが友達と遊園地に行き、ジェットコースターの列に並んでいると「身長135㎝未満の人は乗れません」というアナウンスが流れる。それを聞いたチッチは「ガーン、132㎝」と言って、泣きながら列を離れる――。

チッチの身長は、132㎝!なるほど、これは小さい。小学3年生の平均と同じだ。高校2年の女子の平均身長は158・3㎝だから、チッチの132㎝とはそれより26㎝も低いのである。

だが、小3の女子が、身長が小さいという理由から街で困ることはあまりない。チッチの場合も、洋服の選択肢が少なかったり、劇中に描写されていたように、遊園地の身長制限に引っかかったりするくらいだろう。筆者が注目したいのは、チッチではなく、サリーのほうだ。

前述のとおり、劇中の描写によれば、彼の身長はチッチの1・73倍。チッチが132㎝だったとして、その1・73倍とは、なんと2m29㎝である!

出典 http://web.kusokagaku.co.jp

チッチ132cm  サリー229cm

出典 http://happy-macrobi.seesaa.net

チッチは本当に小さいと思っていましたが、こんなにサリーとの身長差があったのですね。

この二人の恋模様が気になって中学生の頃の私はノッポの男子に憧れを持ったりしたものです。

いつまでもこの漫画の中では高校生のふたり。
忘れた頃に、また読みたくなる青春の一冊なのです。

この記事を書いたユーザー

うー このユーザーの他の記事を見る

東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス