離婚する夫婦は2分に1組

離婚。神仏の前に永遠の誓いをしたけど、やはりこの人とは一緒にいられない!という思いで別れる。離婚する理由は様々な理由はあるでしょう。
そして、離婚する夫婦は2分に一組と言われてるくらい増えてまして、結婚した夫婦の3組に1組が離婚をしているそうです。

離婚件数の推移

出典 http://www.mhlw.go.jp

夫妻の同居をやめたときの59歳までの年齢(5歳階級)別にみた離婚率(人口千対、同年別居)の年次推移

出典 http://www.mhlw.go.jp

出典 http://www.mhlw.go.jp

こちらは厚生労働省の人口動態統計という調査結果をグラフにしたものです。
こちらのグラフを見ますと離婚件数は1970年の約9万5000組から増え続けて2013年では約23万組にまで増加。結婚件数を離婚件数で割って計算される「離婚率」でみてみると、1970年は9.3%でおよそ10組に1組が離婚しているのに対して2013年では35%にまで上昇、なんと3組に1組が離婚していることになります。

離婚の理由は?

離婚するからには当然理由があります。
その理由は家庭裁判所に離婚調停をする時に夫、妻どちらから申し立てるのか?
離婚調停する理由に関しては

離婚の申し立てには性差のあることが分る。
家庭裁判所に持ち込まれた婚姻関係事件数をみると、2009 年の総件数 68,156 件に対して、夫の申し立て総数が 18,833 件、妻の申し立て総数が 49,323 件とあり (2009 年度最高裁判所司法統計)、
妻からの申し立て数の方が圧倒的に多く、全体の 72.3% に及ぶ。夫からの申し立て数の約 2.6 倍も多いのである。
10 年前のデータをみても 2.4 倍の差のあることから、これは近年の離婚申し立ての一貫した傾向であり、結婚生活が女性にとってより不満足なものになってきている

出典 http://archives.bukkyo-u.ac.jp

妻からの申し立てが圧倒的に多く、

日本の夫婦の 87.2% が恋愛結婚 (人口問題研究所 2005) であるにもかかわらず、離婚した夫婦の離婚理由でもっとも多いのが「性格が合わない」(司法統計年報 2008) なのである。

出典 http://archives.bukkyo-u.ac.jp

「性格が合わない」という理由が一番多いそうです。
後は社会的背景として、

夫婦関係を破綻に導きやすい社会的な状況変化があるのではないかという点である。
離婚が増加する直接的な原因を端的に言えば、夫婦関係がうまくいかなくなったとき、簡単に離婚という結論を導きやすくなったことがある。

たとえば、夫婦関係がうまくいかなくなったとしても、子どものために我慢するといった自己犠牲的な価値意識は弱くなり、代わって夫婦が個々に自分の幸福を優先させる個人主義が強まってきた。

また、かつてのように離婚をタブー視する傾向は弱まり、社会的に離婚が否定されるような状況はない。逆に今では、破綻した夫婦関係を解消して新しい人生を目指す女性に対して、同じ経験をもつ女性がエールを送る。

出典 http://archives.bukkyo-u.ac.jp

離婚をしても後ろ指を指されることが少なくなってきたのも要因の一つだそうです。

離婚をしやすい夫婦は?

3組に1組が離婚をしていて、その理由のトップが「性格が合わない」ということですが、日本の夫婦は87%が恋愛結婚になります。
結婚する前に互いに男女の付き合いをしてきて互いのことを知ってきたのにどうして離婚に至るのか?

その原因としてこうした理由があるようです。

夫婦の危機の始まりは、意外と小さな夫婦同士のすれちがいから始まります。

出典 http://moomii.jp

「すれ違い」
どういったすれ違いから離婚にまでなるのでしょう?

お互いに自分優先
・問題を解決するときに自分を優先させている
・相手の意見を聞く気が無い
・夫婦二人の話し合いの場で黙る
・意見の食い違いがあると、すぐに感情的になって口論になる

必要最小限の話しかしない
「コミュニケーションをとることを忘れている」「コミュニケーションをとる意欲がない」など、必要最低限の会話しかしなければコミュニケーションも望めず、離婚リスクが高くなることは間違いありません。

休日の過ごし方がワンパターン
・休日の過ごし方がマンネリ化している
・出かける場所が近場のスーパーなどの買い出しのみ

夫婦揃って優柔不断で無責任
危ないのはお互いに優柔不断なカップル。お互いに責任を押し付けあい、責任を回避する性格から、トラブル勃発しがちになり、やがて破局へと追い込まれます!

マザコン夫と世話焼き女房
マザコン気味な夫が追い求めるのは、自分中心の生活。これに対して母性あふれる世話焼き女房が必要としているのは、お世話ができれば夫でも、子どもでもいいわけで、子供が生まれれば当然手間のかかる子供に目が向いてしまいがちのようです。

仕事で忙しい夫と寂しがり屋な妻
男性は基本的に仕事に熱中したいもの。自分の仕事に生きがいを感じていればなおさらですね。こういった男性は結婚をすると安心し、さらに仕事に打ち込みがちで、妻の不満は募るばかり。

燃えやすく冷めやすい夫婦
結婚までの困難を二人の乗り越えたことで、やるべきことが終わっているのかもしれません。
平穏な結婚生活が来ることで相手へ向ける目も冷静になり、嫌なことが目につくようになってしまいがちなようです。

出典 http://moomii.jp

他にはどういった形で結婚をしたかでも離婚しやすい夫婦というのがあるようでして、

なりゆき婚 同棲していたらなんとなく
駆け込み婚 年齢が大台にのる前にあせって
流され婚 自分の友人が次々と結婚、その寿ラッシュに影響されて
逃げ場婚 今の仕事をやめたいから
できちゃった婚 子供ができたので仕方なく
略奪婚 不倫の果てに

出典 http://josei-bigaku.jp

どれもよくある結婚の仕方ですので特異な理由ということでもないのです。

結婚する前に離婚しやすいカップルかどうかわかる?

離婚がこれだけ当たり前になって、結婚の仕方もよくあることだと事前に離婚しやすいカップルなのかどうかなどわからないとは思われますが、実は事前に離婚しやすいカップルなのかどうかわかるそうです。

アメリカの心理学者によると、
悪循環に陥る」といったケース。
例えば「あれをしなければ」「これをしなければ」と頭ではわかっていても実際に顔を合わせると口論になってしまう場合などは関係を改善するすべを知らないため、スグに離婚する可能性が高いということです。

話し合いを避ける」ケース。
これは熟年離婚に多いらしいですが、トラブルを避けるために話し合いをせずに殻に閉じこもってしまい、最後は・・・というケースです。
トラブルが発生したら心を開いて話し合い、わかり合う努力をするように互いに話し合いをすることで避けることができるでしょう。

相手を軽蔑・侮辱する」ケース。
相手が何かミスをしてしまった時に相手に対して「なにやってんだ!」「なにしてんのよ!」というようなことを思ってしまったり、口に出してしまったりしていませんか?
心理学者によると、相手に軽蔑の気持ちを抱くことは、カップルが結婚後に離婚する最大の要素になり得るケースだそうです。

離婚を避けるには?

離婚を避けるには普段から夫婦でもちろん努力が必要なのですが、アメリカの心理学会によるとそんな難しいことをしなくてもこうしたことで行うことで離婚を避けられるそうです。

感謝やねぎらいの気持ちをマメに表す

将来や夢、家族のあり方などを語り合う

お祝い事をしっかりと祝う

一緒に新しい物事に挑戦する

考えてみれば互いに対する「思いやり」「気配り」をきちんと相手にわかるように示すこと。
これを当たり前にすること。これを忘れてしまって離婚に至ってるのかもしれません。
夫も妻も自身が忙しいかもしれませんが互いに対して「思いやり」と「気配り」を忘れずに相手にわかるように伝えていきましょう。

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政治・経済、思想・哲学、文学を学びつつ地元を中心にラーメンを食べ歩くフリーの物書きおじさんです。
spotlight公式/プラチナライターでもあります。仕事は随時受け付けしてますのでブログなどを参考に依頼待ってます。
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