■ Aカップ以下の貧乳でも、母乳はちゃんと出る!?

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記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
妊娠中の女性から、「貧乳なのだけど、ちゃんと母乳が出るか心配で……」と相談されることがあります。結論から言いますと、貧乳だから母乳の出が悪い、もしくは巨乳の方が母乳が良く出るということは全くありません。

おっぱい(乳房)は、そのほとんどが脂肪組織なので、大きさと母乳の分泌量に関係はないからです。どんな女性でも、妊娠中や産後にきちんとおっぱいのケアをして、正しい指導を受ければ母乳は出るように体ができているので、安心してくださいね。

■ 母乳が出る仕組みを解説!

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母乳が出るまでのプロセスは以下の通りです。

[1]プロラクチンという母乳を作るためのホルモンが、乳腺(母乳を作る場所)に活発に働きかけ、母乳の生産を始める。
[2]生産された母乳は乳管(乳腺から乳頭に向かう通り道)を通って、いったん乳管洞という場所に蓄えられる。
[3]赤ちゃんが乳頭を吸う刺激によって、乳頭から母乳が分泌される。

また、母乳がきちんと出るために大切なポイントは以下の3点です。

・乳腺の発達
・乳管の開通
・母乳を作るためにしっかりと栄養を摂る

妊娠をすると、妊娠2ヶ月の頃から少しずつ乳腺が発達し、安定期になると乳腺の発達でおっぱいが大きくなります。この時期から、産後の母乳育児をスムーズにするために、おっぱいのケアを始めると良いでしょう。

■ 乳頭が陥没していても問題ない!?

一般的に赤ちゃんが吸いにくいとされる、陥没乳頭のお母さんは、乳頭マッサージを行うとよいでしょう。マッサージを続けているうちに皮膚が柔らかくなり、赤ちゃんが吸いやすい乳頭になります。

またマッサージを続けることで乳頭の皮膚が強くなり、産後の乳頭の裂傷などの予防にもなります。ただし、お腹が張りやすかったり、切迫早産の場合、おっぱい、乳頭のマッサージは控えた方が良いため、マッサージを始める前は必ず主治医の指示を守って下さいね。

■ 授乳中は栄養バランスのよい食事を!

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授乳中のお母さんは、蛋白質や鉄分・ビタミン・カルシウムなど栄養をたくさん摂りましょう。なぜなら、お母さんが食べ物から摂った栄養分は、血液となり、さらに姿を変えて母乳となるからです。

また、万が一母乳の出が悪くても、それは赤ちゃんの吸う力が弱く、結果乳腺が開いていないだけの場合もあるので、自身を責めないことも重要です。産後1ヶ月ほど、出が悪いと思っていた方が、吸わせ方を変えた途端、いきなり湧き出すようになったという場合もあるので、母乳で悩んでいる方は、母乳外来を受診してくださいね。

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