食べかすだと思ったら取れない……実は鵞口瘡だった!

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Doctors Me 編集部です。
鵞口瘡、ガコウソウと読みます。聞きなれない方も多いかと思いますが知っておきたい知識の一つなのでお話させていただきます。カンジタ菌はご存知でしょうか?カビの一種で高齢者や乳幼児、免疫が落ちている方に多くみられる菌の一つです。口の中に症状が出る場合と性器カンジタに分かれます。今回お話しする鵞口瘡は口の中にみられます。

鵞口瘡はカンジタ菌により口蓋(上あご)、頬、舌などに白い塊ができている状態を表します。一見食べかすのように見えますが、ゆすぐ程度では除去できません。除去すると下が赤くなっていることがあります。

出生時に感染する場合もある!

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大人が口腔カンジタ症を発症した場合には歯磨きの際見た目で気がついたり、しみるなどの症状で気づくことができますが、乳児は表現できないため時々口の中をのぞいて観察しておくことが必要です。

乳児が感染するには2種類にわかれます。まず出生時に感染してしまう場合。膣カンジタを発症している母親の産道を通ると出生時に感染してしまう可能性があります。そのため妊婦検診でもカンジタ菌の検査が適宜おこなわれています。妊娠中はホルモンの影響や免疫力も落ちているため発症しやすくなります。事前に治療することで分娩時に感染していないことが望まれます。

一方、出生時は感染していなくてもその後感染することがあります。感染している人の手指に付着している菌が口の中に入ったり、口移しすることなどで感染することもあります。哺乳瓶などに菌が残っている場合にも繰り返し感染しやすくなりますので注意が必要です。

赤ちゃんのいる家庭は清潔を心がけて

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赤ちゃんは何でもなめてしまいますので接触する方の手洗いや、また家族に発症している方がいる場合には食器の消毒なども心がけてください。
カンジタ菌は通常体内に持っていても数が少なければ発症しません。しかし身体が弱っているときなどに発症しやすいため、発症してしまうとなかなか自然には治りません。検査は簡単に受けることができ薬による治療も行えるため、心配な場合には早めの受診をおすすめします。

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