生理痛は何故起きる?

記事提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。
生理痛は人によってかなりの個人差があるものです。 生理が始まるともう、動けないほどつらいという方から、ほとんど生理痛がないといううらやましい方までさまざまです。

生理痛は主に、生理の際に子宮を収縮させ、経血を体外に出すのを助ける働きのある物質である、プロスタグランジンという物質により引き起こされます。プロスタグランジンは痛み物質としても知られており、下腹部痛だけでなく、生理の際の胃の痛みや、肩こり、腰痛の原因にもなる物質です。

生理後半の痛みは軽いストレッチで改善!

出典 http://www.gettyimages.co.jp

生理の前半の初日から3日目、4日目頃まではプロスタグランジンの分泌が盛んで、いわゆるキリキリした痛みの生理痛が起こりやすい時期です。 プロスタグランジンが多い女性ほど生理痛や肩こり、胸のムカムカや下痢といった不快な症状が起こりやすいことが知られています。

生理後半に入ると、今度は骨盤周りの血流低下による重苦しさが現れます。これは冷えや生理によるホルモンバランスの変化などによって、下腹部や腰回りの違和感などがあらわれるものです。通常、生理前半のような締め付けられるような痛みではなく、腰回りや下腹部の重苦しさや違和感といった程度のもので、軽いストレッチや入浴で下半身を温めることによって改善することが多いです。

【医師からのアドバイス】

先にもお話しした通り、生理痛は体質や痛みの感じ方による個人差が非常に大きい部分ですから、何日目まで生理痛があるのが正常、異常という明確な分け方はできません。

ただし、一つの目安として生理の4日目以降も下腹部のキリキリした痛みが続く場合は、子宮内膜症や子宮筋腫といったほかの痛みの原因がないか、医師の診察を受けたほうがよいでしょう。また、以前はそれほどでもなかったのに生理の時の痛みが増してきた、あるいは経血の量や性状が変わってきたという方も病院を受診してくださいね。


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