セックスしていないのに性病に……一体何故?

記事提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。
性感染症とは、性器クラミジア感染症、淋病、カンジダ症、膣トリコモナス症、梅毒、細菌性膣症、エイズなど、性行為(オーラルセックス等も含む)によって感染する病気の総称です。

それでは、これらの病気は性行為以外では感染しないのでしょうか?

思い当たるような性行為が全くないにもかかわらず、病院の診断で性感染症だと診断された。このようなことが実際に起こる可能性はあるのでしょうか。 答えは、性行為以外からでも性感染症に感染してしまうケースはしばしば見受けられます。それは一体何故でしょうか?

性行為以外で感染しやすい性感染症4つ!

1. 原虫が原因となっているもの
膣トリコモナスや毛ジラミなどの感染症を引き起こしているものは原虫と呼ばれる極小サイズの虫です。こうした膣トリコモナスや毛ジラミは、感染者の身体からポロポロとこぼれ落ち、タオルや便座、浴室のマットや寝具などを通じて他の人に感染します。
その感染力は非常に強く、家族の中に1人の感染者がいると、数日で家族全員が感染することもあります。そのため膣トリコモナスや毛ジラミだと診断された場合には、完全に治癒するまでは直接皮膚に触れるものを兼用するのはタブーとなります。

2. 性器カンジダ症
性器カンジダ症の原因となる真菌は通常の状態でも普通に人の身体に常在しており、何らかの理由で身体の免疫力や抵抗力が低下した時に症状が現れることがあります。

3. ヘルペス
病変部の分泌液の接触でも強い感染力を持つため、口唇ヘルペスでのコップの回し飲みや、性器ヘルペスの便座や風呂の腰掛などでの分泌液の接触で感染することはありえます。

4. HIV
主な感染経路は血液感染です。感染者の血液が自分の体内、血管内に侵入することで感染します。輸血によりHIVに感染したという事件は有名で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

【医師からのアドバイス】

このように、性行為さえ行わなければいいというわけではなく、知らず知らずのうちに感染してしまう場合もあるのです。
家族や友人など近しい人の場合は防ぎようのない場合もあることを理解し、「おかしいな」と思う症状があった場合、性行為をしていなくてもすぐに病院を受診するようにしましょう。

出典:《これって本当?》性病はセックス以外からも感染する!?

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