酒鬼薔薇聖斗事件(神戸連続児童殺傷事件)

数ヶ月にわたり、複数の小学生が殺傷された事件である。通り魔的犯行や遺体の損壊が伴った点、特に被害者の頭部が「声明文」とともに中学校の正門前に置かれた点、地元新聞社に「挑戦状」が郵送された点など、強い暴力性が伴なう特異な事件であった。また、犯人がいわゆる「普通の中学生」であった点も社会に衝撃を与えた。
兵庫県警察は聞き込み捜査の結果、少年が動物虐待行為をたびたびおこなっていたという情報や、被害者男児と顔見知りである点などから、比較的早期から彼に対する嫌疑を深めていたが、対象が中学生であるため、極めて慎重に捜査は進められた。

出典 https://ja.wikipedia.org

この事件当時私はこの事件現場付近の近くをよく通っていた。あの時まだ、私自身子供と呼ばれる歳だったため、両親に他人には気をつけろと言われたものである。
特に土師淳君の首が置かれていた神戸市立友が丘中学校は前日に母と前を通っていただけに衝撃的だっのをよく覚えている。

絶歌 神戸連続児童殺傷事件の出版

『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』(ぜっか こうべれんぞくじどうさっしょうじけん)とは、1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件の加害者の男性が、「元少年A」の名義で事件にいたる経緯、犯行後の社会復帰にいたる過程を綴った手記[1]。2015年6月28日に太田出版から出版された(発売は6月11日)。初版は10万部。

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被害者の親族から出版停止を求める意見なども合ったが、結局通常どおり出版されることとなった。

被害者家族が法整備を要望

出版を取りやめさせることの出来なかった親族は自民党に法整備を求める動きをしている。

神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性(33)が手記を出版したことについて、殺害された土師淳君=当時(11)=の父守さん(59)は15日、今後は被害者や遺族の二次被害を防ぐため、加害者の出版を法規制するよう求める要望書を自民党司法制度調査会犯罪被害プロジェクトチーム座長の鳩山邦夫衆院議員に提出した。
 鳩山氏は「被害者の遺族をおもんぱかり、守る制度は必要。真剣に考えたい」と話した。
 要望書では「遺族は心臓をえぐり取られるほどの苦痛を受け、その苦しみが軽減することはない」と心境をつづり、「自主的な対応をすることは期待できず、法整備以外に方策がない」とした。

出典 http://www.kahoku.co.jp

この問題には・・・。

この問題には様々な意見がある。
「遺族の心の問題」
「加害者の表現の自由」
「知る権利」
「加害者が犯罪で儲かってしまう」
この辺りが大きなところだろうか・・・。

「遺族の心の問題」に関しては、法整備して何とかなる問題では無いと思う。
今回のように出版を嫌がる人もいれば嫌がらない人もいるであろう。
一括してダメとするような乱暴な法整備がされないことを祈る。

他の3つに関してだが・・・。
他の記事などでも紹介されているが、サムの息子法で十分ではないかと思う。

正直な話この事件の親族は違うとは思うが、遺族によっては金が入れば出版してもいいと思う人も少なからずいるはずである。


サムの息子法とは?

この法は、犯罪活動の結果として直接取得した金銭を押収することを意図している。犯罪者が自らの事件を商業的に利用して得た金銭を奪うことにより、犯罪の収益性を除去するため、また、犯罪者が自分の罪の悪評を活用できないように作られている。多くの場合、書籍出版や映画化などから得た収入は犯罪被害者への補償となる。この法が制定されたきっかけは、出版社が「サムの息子」ことデビッド・バーコウィッツに多額の報酬を提示して手記のオファーを出したことが問題視されたためである。以降、数多くの改定を重ねて、ニューヨーク州は2001年に再び採択した。同様の法律は他の多数の州で制定されている[1]。犯罪者による罪のビジネス化を防ぐ目的と同時に被害者・遺族救済のための法であり、日本でも同様の法を望む声が出ている[2]。被害者への補償に関する法では、州法のほかにアメリカ連邦法にVOCAがある。

出典 https://ja.wikipedia.org

ただし、このサムの息子法、問題もあり、以下の様なアメリカの最高裁での判例もある

(1)法律が、犯罪者が自らの犯罪について書き残す経済的動機を奪ってしまい、事件の真相が分からなくなり公共の利益が損なわれる(2)出版の自由を定めた憲法に抵触する、といったものだ。実際に連邦最高裁は1991年、ニューヨーク州の法律を「適用される範囲が広すぎる」などとして違憲判決が下している。

出典 http://www.j-cast.com

この辺りを踏まえると一部押収辺りにして、遺族にもお金が行く仕組みにするべきではないかと私は考える。

出版されることでのメリットを解く識者も・・・。

長谷川豊(元フジテレビアナウンサー)

私は理解をしたい。この本は世に出してよかったと思える内容になっている。少年が当時の体験や心情をしっかり思い出し、過ちから逃げずに向かい合っている。その体験は極めて特異だが、紡ぎ出される心情、考え方は貴重なサンプルだ。被害者遺族に事前連絡をしなかった点については「仁義を通すべきだった」とは思うものの、それを考慮しても読む価値があり、遺族にもいつの日か読んでもらいたい。

出典 https://ja.wikipedia.org

武田鉄矢(俳優)

少年が犯す犯罪をひもとく上での貴重な例だ。

出典 https://ja.wikipedia.org

どうして、このような事件が起こったのか・・・。それは恐らく被害者も含めて皆が知りたいと思っていることではないだろうか?

一方的に加害者の本だということだけで非難するのではなく、様々なことを考えることも必要なのかもしれない。


私は被害者への事前通告と一部収益の押収と分配(被害者や支援団体などへ)が必要だとは思う。

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