これは、雪の日に出会った白い犬、シロのお話です。

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シロは私がまだ小学5年生の頃、学校の帰り道で出会った犬です。
この日は雪が降っていて、雪が積もる坂の上にシロは座っていました。サモエド犬の様ながっしりした身体に優しい目をした首輪をしてない 白い犬でした。

坂の上で必ず待っているシロ。

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何度か見かけるうちに、シロは私を家の前まで送ってくれる 様になり、一緒に少しだけ道草をしたり、給食の時残しておくパンを食べたりして、同じ時間を過ごしました。ただ、私の家の前まで くると、必ずシロはくるりと背中を向けて必ずどこかに行ってしまうので、それ以外の時間、彼がどこで何をしているかは全く知りませんでした。

そんなシロの事を忘れた訳ではなかったのですが、中学校になって 通学路が変わった頃から、シロを見かけなくなりました。いつも会っていた坂に行っても、そこにシロの姿もなかったので、また会えるかなと思いながら。。。

5年程、月日が流れました。
そんなある日。その日も雪が降る日の事。

まだ野犬が出る場所でした。

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まだ自然の多く、野犬注意の看板が出ていた前で、私は野犬達に囲まれてしまいました。
ぐるぐると自分の周りを野犬達が回り、私は怖くて動けなくなり、頭を抱えて輪の中心でうずくまっていました。どうしよう…。

視線を少し上げると、目の前にシロがいました。

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随分身体も汚れて痩せていたけれど、私と目があった瞬間、少しだけ優しい目をして、それから私を守る様に野犬達に吠え掛かり、そして野犬達と一緒に 竹やぶに消えていきました。

シロを見たのはそれが最後ですが、私の事を覚えていてくれて、そして助けてくれた事が本当に感動でした。 今でも雪が降るとシロに会える様な、そんな気がします。
これが雪の日のシロとの大切な想い出です。

犬は与えられた環境で生きて行くしかありません。

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犬にはきちんと記憶もあり、そして人にとても優しい動物です。
でも、与えられた環境で生きて行くしかありません。当時、野犬になったワンコ達も、そうならざるを得ない状況があったのだと思います。少しでも幸せなワンコが増える事を祈ります。皆様もどうかワンコを始め動物達と素敵な時間を過ごして下さい。

もっともっと素敵な出会いを♡

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たくさんの家族とワンコの幸せを願っています♡

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