動物を飼う人は、責任を持って飼うべきだというのはあまりにも常識すぎることだ。しかし、それを守らない人もいる。イギリスのハーウッドという静かな村で、今回、犬の糞を放ったらかしにしている飼い主に、住民の誰かが怒りのポスターを設置した。

「フンを拾うには私、上品すぎますの。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

だから飼い主のあんたが拾いなさい!という嫌みたっぷりのポスターがフェンスに貼られているのに気付いたのは、エレイン・スミス。彼女は写真に撮ってfacebookに投稿した。

「このポスター、いい感じ!飼い主たち、気付いてくれたらいいんだけど。」とfacebookでコメントしている。このことがきっかけで、facebookではちょっとした話題に。「私も犬を飼ってるけど、いつもフンを片付けるわ。飼い主として当たり前よ!」と言う飼い主も、フンを放ったらかしにする飼い主に対し、怒りのコメントをしている。

更に、ポスターの文法的間違いに気付いた人も「To poshじゃなくて、ここはToo poshだよね、間違えてて残念!」とコメントを残している。ポスターを見てる人はちゃんと見てるということがわかる。

「フンを片付けてくれる妖精さんはここにはいないよ…」

出典 http://www.dailymail.co.uk

だから、ちゃんと飼い主が始末してね!というポスター。この嫌みったらしいところがイギリスのブラック・ジョークでなかなか味がある。嫌みで始まり、次に「だからフンを拾ってね」と優しく依頼。


過去5年で犬のフン用ゴミ箱が減少

出典 http://www.leafieldrecycle.com

今回の件で市役所は、予算の都合上新しい犬用ゴミ箱を置く予定はない、とコメントしている。去年、冷蔵庫や車などの不法投棄がこれまでの40%も上昇し、4000件の通報があったという。

市役所の予算がそっちに回ってしまっているために、犬用のゴミ箱の数を少しずつ減らしているという現実なのだ。「しかし、だからといって、自分の近くにゴミ箱がなければそのまま放ったらかしにしていいというのは、言い訳に過ぎません。家に持ち帰るか、犬用のゴミ箱がある所まで行ってちゃんと捨てるべきです。」

確かにその通りだ。特にこのポスターを張った住民は、誰かはわからないが、この辺りは小学生の通学路になっている。きっと怠慢な飼い主に代わり、このポスターを貼った人が犬の糞を掃除していたかもしれない。

うんざり感が伝わる嫌みなメッセージ。このポスターを見て、少しでも多く飼い主がちゃんと責任をもってフンを始末してくれるといいのだが。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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