情報提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。
出産方法には大きく分けて、

・経膣分娩
・帝王切開

の2種類があります。

最近は出産年齢の高齢化に伴い出産時のリスクを回避するために、帝王切開が増加しています。経膣分娩でも母体もしくは胎児に負担が大きいと予想された場合、予め帝王切開を予定して計画通りに手術を行うこともあります。また人工授精では多胎となる場合が多いので、そもそも経膣分娩が難しいこともあります。このように現在では帝王切開は珍しいものではありません。
では、帝王切開のリスクとはどんなものなのでしょうか?

■ 帝王切開ってどうやって行うの?

帝王切開の場合は子宮の下部を横切開することが殆どです。

ここから胎児を取り出し最後は丁寧に子宮を縫合して終了します。しっかりと縫合し術後の回復で子宮も殆ど元通りとなりますが、全く手を加えられていない状態と比べると弱いところがでてくる可能性は否定できません。

よって稀ではありますが、子宮破裂などの合併症を防ぐため帝王切開をした後は、経膣分娩はすすめられず再度帝王切開での分娩を選択することが一般的でしょう。

■ 帝王切開は何回でもできるの?

そもそも確立された説として「帝王切開は何回まで大丈夫」というものはありません。ただし少なくとも、2回〜3回など一般的な回数であれば帝王切開をそれほど危険視する医師は少ないでしょうから、過度に回数を気にする必要はないと思われます。

■ 緊急の帝王切開の場合は……

いっぽう、経膣分娩を予定していてその最中に母子の状態が急変し危険が高まった場合は緊急で帝王切開に移行する場合もあります。

予定されている帝王切開と違い、手術操作も母子の生命が第一。
横切開だけですぐに胎児を取り出せない場合などは縦切開も加え広く子宮を開けて素早い操作を優先します。

このような場合は予定の帝王切開とは術後の子宮の状況が違います。
そのため、もしその後にも出産を希望する場合は、もちろん帝王切開となると思いますが、主治医の先生と相談して慎重に望むべきだと考えます。しかし出産を再考するようなことは現在の医療水準ではありませんから安心してください。

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