情報提供:Doctors Me

Doctors Me編集部です。
2011年に0~2歳児の子どもをもつ母親を対象に、平日の外出状況について聞いたアンケートがあるのですが、週に平日5日子どもと「まったく出かけない」と答えた母親が、全体で5.2%に上ったそうです。
このような引きこもり育児で子どもに何か影響はあるのか、子育てに詳しい医師にお話を聞いてきました!

■ 引きこもりのきっかけは些細なこと

1. ママ友との人間関係
ママ友同士の人間関係がうまくいかないなど、女同士の関係がうまくいかずに引きこもります。

2. 子育てでのつまづき
子どもがアレルギーとか発育が遅いなどの理由で、他の子と比較された際に、他の子と比較されるぐらいなら、と引きこもりになるケースもあります。

3. 心の病
母親がうつや、適応障害などのケースです。産後のマタニティブルーや、育児ノイローゼ、嫁姑関係、夫婦関係のトラブルなどから、引きこもるケースも少なくありません。

■ 引きこもり育児の影響はどんな風に表れる?

1. 社会性
親子の愛着は大事ですが、それが十分に形成できたら子どもには社会、他者との関わりが必要です。幼稚園や小学校に行くようになり徐々に身につくようになることもありますが、未就園の時点での経験も重要です。

2. 体の強さ
子どもは外に出て病気になったり、身体をたくさん動かしたりしながら、強くなっていきます。

3. 骨の強さ
ビタミンDは、小腸でのカルシウム吸収を促し、幼少時から発育期にかけての骨や歯の形成と、その発育を促します。ところが、ビタミンDの合成は、食べ物からの摂取は全体の1割程度ともいわれ、そのほとんどが皮膚を通した紫外線の吸収を通じて行われます。

子供の骨を健全に発達させるには、屋外で一定時間遊ばせる時間を作るなどして、日光(紫外線)を肌に浴びる時間を作ることが重要です。引きこもり育児が増えていることにより、紫外線の照射不足が起こり、子供のくる病は全国的に増加傾向にあるという報告がでてきています。

4. 心の豊かさ
外の音や風や匂いを感じ、様々な季節の花々などを見ることにより、子供の心は豊かに育っていくように思います。

■ 医師からのアドバイス

引きこもってばかりの育児ではお子さんへの弊害もありますし、ますます気分が落ち込んだり考えが偏ったりするという悪循環に陥りがちですが、引きこもりの原因を考えると、なかなか根深い問題があります。
原因に応じて、一人で抱え込むことはせず、精神科の病院を受診したり、児童相談所や市町村の窓口に連絡したりしましょう。

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