デビューは地味な、たま駅長

りりしく見えるけど・・・結構お茶目なたま駅長

出典blackcat 撮影

和歌山電鉄誕生1周年記念イベントの写真撮影のために訪れた際に撮影した1枚
このときはこれほどブレイクするとは夢にも思っていなかった。

「たま」がまだ無名だった頃(初めての出会い)

たまが駅長に就任したのは2007年1月、私が撮影したのが2007年2月頃だったので殆ど無名の頃でした。

私も当時は大阪で住んでいたのですが、それ以前は和歌山市で貴志川線存続運動として、WCAN【和歌山大学アクティブネットワーク】の辻本教授と和歌山高専伊藤教授の指導を受けて存続運動に走り回った縁から、4月のフォーラムに参加してほしいということ、さらにそのときに休憩時間に流す貴志川線の写真を撮影してほしいといわれて、列車写真ではなく、和歌山電鉄になってから実施した施策の写真も入れて欲しいといわれて、伊太祈曾神社のパークアンドライドの整備状況と、たま駅長を撮影することになりました。

私も知らなかったのですが、つい最近就任したことなどを同行していただいた人に聞かされていざ駅に到着

昔ながらの駅に行っても、猫の姿はなし。

南海電鉄時代から駅で売店を営む、小山商店の店主に聞くとお休み中とのこと

たまは店の中で寝ていた。

撮影しに来た旨を伝えて外に出てもらいました。

「たま」は店の中で寝ていたようで、起こされたのがよほど不満だったのかかなり不機嫌そうなオーラを振りまいています。

ガチャガチャの上に乗せて、帽子をかぶせようとするのですが・・・、眠っているところを起こされたことも有るのでしょうけど、赤ん坊が帽子をいやいやするのと同様に、かぶせても手で払いのけて外そうとします。

そこで一計を案じて、飼い主の方が「猫じゃらし」を「たま」の前で振り始めました。
猫と言うのは目の前で自分の尻尾のようなものが振られると気になって仕方がないので、ちょっかいを出し始めます。
そうなってくると、今度は帽子のことは忘れていくようです。

大人しくなったところで撮影開始、大きく手を広げてつめを出して猫じゃらしを捕まえようとするものですから頭の帽子なんてすっかり抜けてしまって。

適当なところで止めてしまったら、たまも今度はおとなしくなってそのままたたずみ始めるんですね。

でもお茶目なんです。たま駅長

それでいて、結構お茶目なところもあって、舌をちょっとだけ出すのが癖だったようです。

撮影していると時々、舌をちょっとだけ出しているんですね。

まるでいたずらっ子が、いたずらがばれて舌を出した・・・そんな構図でした。

当時の写真は実は私の手元にはなくて、自分で没にした画像以外は、両備グループに渡してあるので手元には無いのですが、その写真の一部を使って雑誌への掲載や、絵葉書の作成が行われました。

2007年5月3日に発売と言うことで、和歌山電鉄のホームページのアーカイブスから見ることが出来ます。

まぁ、それからはあっという間に全国区になってその後は絵葉書をベースにした下敷きとかノートまで売り出されたりして気が付けば地方ではかなり有名な猫になっていましたね。

おちゃめな「たま」駅長

出典blackcat

和歌山電鉄が発表した第2弾絵葉書

のんびりとした性格が、疲れた現在人の疲れを癒す

なにせ、のんびりした性格で、物事に動じないというか、嫌なことはうじうじしない【悪く言えば忘れっぽい?】そんな愛嬌のある猫でしたね。

2007年に発売された、たまの絵葉書

出典和歌山電鉄

和歌山電鉄第2弾として、「たま」だけをクローズアップした絵葉書としては第1弾を発売

おしらせ

6月28日は「社長代理ウルトラ駅長たま」の社葬が12:30から行われるそうなので久々に和歌山に戻ってみようかな。

それと、最後の「たま」に会いに行かれる方は、和歌山電鉄で行きましょうね。

それが、たまの供養になりますから。

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初めまして、鉄道ジャーナリストの加藤好啓です。
特に旧国鉄【日本国有鉄道】の歴史に詳しく、自分なりに鉄道の年表サイトなども運営しております。
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