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うなずき病は、アフリカ東部で近年発見された奇病です。1980年代にスーダンで発生したとされています。現在のところ発症が見られるのはスーダン南部タンザニアウガンダの狭い地域に限られています。
今回は、そのうなずき病について見ていきましょう。

奇妙な症状が、恐ろしい・・・

うなずき病の症状は大変奇妙で、小児しか発症しません。発症した児童は成長が止まり、発育不良、手足の衰えがみられます。脳の発育も同じく停止し、患児は知的障害に陥ります。そして病的に頷くようになるのです。これは発作で、患児が何かを食べ始めるかまたは寒さを感じるかのいずれかの条件が満たされると直ちに頷き始め、首が異常に痙攣します。発作は短く、食べるのをやめるかまたは寒さを感じなくなると治まります。

しかしながら、患児が個人的に見慣れない食品を与えられたときには発作は生じません。絶えずよだれを垂らすことも症状のひとつです。心身ともにひどく衰弱し、多数の児童がこの病が元で死亡しています。発作のせいで患児が転倒し、例えば焚き火に倒れ込むなどして死傷する場合もあります。

「うなずき病」の原因とは

数年前から研究がなされていますが、現時点で病原は特定されていません。生物兵器や化学兵器由来の化学物質が原因ではないかとも言われています。他には腐敗した植物や肉類などの汚染食品も病原候補であり、特に汚染された猿の肉などが疑われています。

また、発症地域の人々は、救援組織から支給された耕作用の種を食用しており、これは本来が耕作用だったので有毒な農薬等にまみれていたとのことです。

別の説として、河川盲目症を引き起こす寄生虫のオンコセルカをこの疾病と関連付けるものもあります。

まとめ

治療方法も不明なため、ウガンダの厚生労働省はこの症状に抗けいれん薬を使用していますが、効果は一時的でしかありません。現在アメリカ疾病予防管理センターでは、総力を挙げてこの病気の解明に取り組んでいます。

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