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Doctors Me編集部です。
多くの男性の悩みのひとつでもある包茎。最近では、手術を推奨する傾向にあるようですが、果たして包茎を自覚しているすべての人が、手術をすることが望ましいのでしょうか。そんな疑問に、医師が答えてくれました!

■ そもそも包茎って、どんな状態を言うの?

茎とはペニスの皮である包皮が余ってしまって、亀頭を覆い隠してしまっている状態のことで、ひと口に包茎といっても、下記の通り、いくつかのタイプがあります。

<仮性包茎>
自分で包皮をむくことができるが、普段はかぶっている状態。日本人男性の約6割がこのタイプだといわれています。

<真性包茎>
包皮をむく事ができない状態

<カントン包茎>
包皮をむくことはできるが、むいた状態だと亀頭を締め付けてしまって包皮が元に戻らなくなってしまう状態。

■ 本当は怖い、包茎3つのリスク

1:陰茎がんの発症リスクを高める
まず、ここ最近の日本は高齢化社会に突入してきて、泌尿器科では高齢男性の受診が増え、それと同時に前立腺癌などの泌尿器癌の発症も増えています。ただし、その泌尿器癌のうちで発生頻度が減っている癌があり、それが陰茎癌です。陰茎がんの発症のリスクは亀頭の不潔状態や恥垢(包皮内のカス)が原因として大きな比重を占めていると考えられています。そんな陰茎がん患者が減ってきている理由が真性包茎の男性が、以前に比べて減ってきていることが挙げられます。つまり、包茎のために亀頭が不潔状態のままだと、発がんの可能性がぐっと高まる、ということでもあります。

2:排尿障害になる可能性が……
真性包茎を放置しておくと、包皮が癒着してしまい将来排尿しにくくなる、といった問題も考えられます。

3:陰茎の血流低下
カントン包茎の場合には亀頭を包皮が締め付けるために、陰茎の血流が低下し、激しい疼痛や組織が壊死する可能性も孕んでいます。

以上のことから、わかるとおり仮性包茎以外は、治癒が必要な病気であると考えられます。

■ 医師からのアドバイス

一見するとショッキングな問題ですが、手術さえすればほぼ確実に治癒するわけで、考え方によっては気が楽になるかもしれないですね。医療が進歩した現在では、手術も全身麻酔が必要なほどではなく、局所麻酔もしくは下半身麻酔で行うことができます。そして、包皮を陰茎から環状に取り除き、きれいに傷口を縫い合わせていくのですが、最近では傷口も大変綺麗にすることが可能です。包茎に悩まれている方は、一度病院を受診してみるとよいでしょう。

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