子に恵まれない夫婦が養子縁組を考える

結婚して子どもをと考えたときに、中々授からなかったり、元々体質的に子どもができないことがわかっている場合、子どもを育てたいという願いから考えるのが特別養子縁組です。

言葉だけは聞きますが、実際に特別養子縁組までステップを勧めるカップルは日本ではすくないのが現状です。実際にどういったステップで養子縁組が行われるのかという部分を知らないカップルが多いというのも、ひとつの問題点なのかもしれません。

それでは、特別養子縁組について注目してみようと思います。

特別養子縁組とは?

 養子は6歳未満、養親(ようしん)は結婚した夫婦で25歳以上が原則とされる。実親(じつおや)の同意を得たうえで、家庭裁判所での審判が必要。「普通養子縁組」とは異なり、成立すれば養親の実子として戸籍に記載され、実親との親子関係はなくなる。

出典 http://www.sankei.com

まず養子を迎えるにあたって条件が存在しました。未婚では養子縁組を希望する親である養親には原則なれないそうです。

そして、特別養子縁組の最大の特徴は実子として戸籍に記載されるという点になります。

特別養子縁組迎えるには年齢制限がある

平成23年3月に出された厚生労働省の里親委託ガイドラインでは、養親の年齢について、「子どもが成人したときに概ね 65 歳以下となるような年齢が望ましい。子どもの障害や病気は受け止めること、養子縁組の手続き中に保護者の意向が変わることがあることなどの理解を確認する。」と書かれています。

つまり、子どもと養親との年齢差は45歳以下ということが推奨されています。

出典 http://happy-yurikago.net

少々難しいですが、特別養子縁組の場合の養親の年齢制限があるという事です。また、子どもにも6歳未満であるという条件(原則)があります。

・子どもが成人したとき65歳以下の養親であること
・子どもとの年齢差は45歳以下であること
・特別養子縁組の子どもは6歳未満である事

晩婚化が進む現代では、年齢の点についても意外と難しい場合があるということがわかります。あくまで原則的な話ですので、例外もあると思います。

民間団体からの養子縁組の場合、費用が発生する

民間団体は産まれてくる子どもの安全を確保するために、妊婦への対応や養親候補の面接審査等を実施していますが、事業に対して公的資金が得られないので、一般に養親側の費用負担が必要となります。団体によっても個々の妊婦の背景によっても養親の負担額や方針が違います。

出典 http://happy-yurikago.net

公的なところからの養子斡旋の場合は、いわゆる斡旋料のような費用はかからないそうです。ところが、民間の場合は資金問題のため養育費の一部負担をお願いされる事があるそうです。

あっせんに必要な負担金は100万円を超えることも・・・

養子縁組あっせんに必要な負担金 175万円(2015年4月から)
ベビーシッターやソーシャルワーカー等のスタッフの人件費、審査サポート費用、基盤となるオフィス及び業務運営維持諸経費など

出典 http://babylife.org

ちょっとびっくりしたのが、この斡旋に必要な金額です。200万近く必要で、そのほかにも各種手続きだなんだと色々お金がかかるそうです。これから子育ててお金がかかるのに・・・と感じてしまいますが、民間団体も完全なボランティアではないでしょうから、その経費分の負担をお願いする事が多いようです。


ザッと見ても300万近くかかる場合もあるようですね。

養子にする子どもを選択する事はできない

特別養子縁組は、子どもの福祉のためにあるものなので、「跡取りがほしい」「五体満足の子ども希望」「産みの親に病気がない子、胎内環境がよかった子希望」「子どもさえいれば夫婦関係がうまくいくはずなので」などという養親の希望によって進めるものではありません。

出典 http://happy-yurikago.net

養子を考えるときに、単に不妊からの問題だけではなく跡取りの問題等々から「男の子が欲しい」というような希望をだしたい養親がいるそうです。

もし養子を・・・と考えるならば、要望を出すことは問題ないのでは?と感じたのですが、実際は選べないそうです。理由としては、子どもを育てるというのは産むのと変わらず、自分が産む子どもも選ぶ事ができない。なにかしら病気・障害があってもその全てを受け止めるのが養親としての必要な覚悟という部分があるそうです。

つまり、健康体の男の子にしてください!なんて注文のような事はできないのです。

養子縁組の流れはどうなっているのか?

まず新生児・乳児を施設で預かり、1-2年間実親の意向や子どもの障害・病気の有無を充分把握してから面会交流、里親委託、そして養子縁組へ・・・という流れとなっています。

出典 http://happy-yurikago.net

是非、養子を!といっても、中々すぐにめぐり合わせはないそうです。何年も待機する時間が基本的にはあると思っていたほうがいいようです。

やっとめぐり合えても、養子縁組を行う工程から1~2年ほどかかる場合もあるようなので、まずは根気強く巡り合わせを待つ事が必要なのかもしれません。

予期しない妊娠で育てられない場合の救いの場所でもある

1)妊娠をして、自分は育てられない女性がいるという連絡が児童相談所などに入る。妊娠中からの相談を受ける。
2)すでに里親登録をし、特別養子縁組を希望している夫婦に連絡
3)妊娠中の実親と病院で対面することもある。生後5,6日で退院する時点では里親が決まっている。
4)乳児院を経ず直接家庭へ。

出典 http://president.jp

望まれない妊娠で困っている場合の助け舟でもあるコミュニティーは、産まれた子どもを養子として斡旋してくれます。場合によっては妊娠中の実親と対面する事もあるそうです。

色々諸条件はたくさんあります。当初は養子に出すといっていても、やっぱり育てたい!と親が申し出た場合は、全て白紙に戻ります。何もかもが予定通りに行くような事ではないので、運命というのか抽象的な表現ですがめぐりあわせというのが大切なんだと思います。

児童相談所と民間団体との違いはなにか?

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