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半陰陽とは、男女両方の性を兼ね備えている少し特殊な状態を指します。今回は、そんな半陰陽について考えてみます。

■ 半陰陽って、何?

半陰陽とは、男女両方の性を兼ね備えている状態のことをいい真性と仮性と2つのタイプがあります。

真性半陰陽とは、男女両方の性腺(精巣と卵巣)を兼ね備えたもので、外性器も両方の形をもっています。

仮性半陰陽とは、遺伝子と外性器の外見とで、性別が異なるものです。

性腺の性別によって、男性仮性半陰陽、女性仮性半陰陽と区別されます。

■ 真性半陰陽

先ほども述べましたが、精巣と卵巣の両方を兼ね備えて、外性器も両方の形を有しています。

原因としては、赤ちゃんが作られていく過程で、細胞分裂がうまくいかなかったり、性を決定する遺伝子に異常が生じして起こると考えられています。生まれたときに、外性器(外陰部)の形の異常や色が黒ずんでいることで発見されることが多いのですが、思春期に二次成長が現れなかったり、男性なのに乳房が膨らんでくることで、発見されることもあります。

■ 仮性半陰陽

染色体と外性器の外見とで、性別が異なり次のように染色体の性別が基本に違うものをいいます。また原因は、男性、女性と異なることも特徴です。

■ 男性仮性半陰陽

染色体→男性
外性器の外見→女性

[その他の特徴]
陰茎が小さく、また停留精巣を合併していることが多いので、袋があっても、中の精巣を触れないことが多いです。女性の外陰部のように見えます。

[原因]
男性仮性半陰陽では、お腹の赤ちゃんに男性ホルモンが作用しなかったり、男性を決定づける遺伝子が作用しないことで起こります。男性ホルモン合成障害を来たす病気や、男性ホルモンを活性化する酵素の欠損症が原因となります。

■ 女性仮性半陰陽

染色体→女性
外性器の外見→男性

[その他の特徴]
まるで陰茎があるかのように見えます。多くは、生まれた直後に発見される場合が多いです。

[原因]
女性仮性半陰陽では、妊娠12週くらいまでに大量の男性ホルモンが作用して起こると考えられており、多くは、副腎皮質ホルモンをつくる酵素に異常のある、先天性副腎過形成症が原因となります。
この場合には、内服薬によって、不足しているホルモンを補充します。また、外陰部の外見によっては、性器の形成術を行います。

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