みなさんには、”先生”と呼べる人はいますか? うちの子どもの場合は、幼稚園、プレスクール、昨年シンガポールで通った幼稚園、水泳などの習い事など合わせると、先生がいっぱいます。

でも、好き嫌いがはっきりしています。ズバリ好きなのは女の先生、で、嫌いなのは男の先生。

どうも、彼の中では、”女の先生=優しい”という図式があるらしく、臆病でシャイなので、とにかく優しい先生が好きなようです。

ママとパパを比べても、ママの方が好きなようです。とはいえ、ママの方が強くて怖いのですが…。(と、息子自らが言ってました)

■Teachという言葉はデンマークでは禁止されている言葉

先日行われた(AWS Summit Tokyo 2015)の中で、大前研一さん、創希さんの「2035 年、その時デベロッパーはどう生きるか」をテーマにした親子初セッションの中から、面白い発言がありましたので、引用します。

<teachという言葉はデンマークでは禁止されている言葉です。21世紀は答えのない世界。teachは答えを前提にして教えるということです。答えのない世界で先生はどうして教えられるのかということですね。
-(略)-
21世紀は教わる、習う、覚える、こういうことではやっていけない時代です。20世紀と一番大きな違いはここでしょうね。>

出典「ソフトウエアの熟練工になるな!」大前研一・創希親子の会話に見る、2035年に通用する人材像【AWS Summit Tokyo 2015】 - エンジニアType)

デンマークで、"teach"という言葉が禁止されている、ということは、もう”teacher(=先生)"も禁止されているのかも、と思ったりしました。

■子どもの「なぜ?」「なあに?」には必ず答える

ここで思い出したのが、花まる学習会の高濱正伸さんの著書『わが子を「メシが食える大人」に育てる』。

<子どもが「どうしてなの?」「あれ、なあに?」と聞いてきたときは、親としては、「ここで一生の宝物が授けられる」と最大限のお勤めを果たさなければなりません。
-(略)-
小さいころから、知識を詰め込むだけのパターン学習をしてきた子ほど、「なぜ?」「どうして?」という意識が希薄になる傾向が強いようです。一度、希薄になりかけると、あとは一気です。考えること自体が楽しくなくなります。>

出典高濱正伸(2010)『わが子を「メシが食える大人」に育てる』廣済堂出版

おそらく、こうした子どもの疑問に答えるときに、”teacher”となって、完璧な答えを教えるのではなく、一緒に考えたり、ネットや図鑑で探したり、といった答えを得るための過程を経験させることが一番大切なんだろうな、と思いました。

うちの子どもにも、”やさしい先生は、もういなくなるよ。”と言ってみようかな。まあ、怖いママだけは、いつの時代もなくなりそうにはないですね。笑。

さらに詳細は、転載元である「おとなになったらよんでほしい」をご参照ください。

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吉田和充 このユーザーの他の記事を見る

吉田和充/東京都出身

クリエイティブコンサルタント/クリエイティブコネクター

得意分野は、食や農、遊び、学び、育ち、子どもといった「人の真ん中」に携わる部分。

経営戦略、広報広告戦略の立案、プロデュースや、商品、新規事業開発、海外進出プロデュースなどの企業や店舗、個人の課題解決をしています。

海外のいろんなところに住んで、世界中で仕事をしたい、という中2的妄想を持つ40代クリエイター。

2015年保育士免許取得(←予定!)
2014年次男誕生に際して1年間の育児休暇を取得。
男子2児の父。

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