大人の一人飯とは孤高の行為

「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たす時、つかの間彼は自分勝手になり自由になる。誰にも邪魔されず気を使わずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒やしと言えるのである。」
このナレーションで始まる「孤独のグルメ」。
一人飯はさびしい行為ではなく誰にも邪魔されず気を使わずに好きなものを好きなだけ食べられる孤高の行為であるのは間違いないのですが、それには美味しいお店を選ぶのが必須!
美味しいお店を選ぶカンを働かせるには「孤独のグルメ」の五郎さん並に経験を積む必要がありますが大人の一人飯を楽しめるお店を下北沢で見つけましたので紹介します。

麺や ぼくせい

出典筆者撮影

住所:東京都世田谷区北沢2-5-7
電話番号:03-5430-1616
営業時間:11:30~19:00

いきなりラーメンかと思いますがラーメンだって立派にランチとして食べる人は多いはずです。好きなジャンルのラーメンを大勢ではなく一人で孤独に食べに行く人は多いのではないでしょうか?
正に「誰にも邪魔されず気を使わずものを食べる孤高の行為」にふさわしい食べ物です。

お味は?

このお店は「下北沢で好きなラーメン屋2013」で第三位を獲得した有名なお店ですので結構並びます。

出典筆者撮影

筆者が撮影した時はランチタイムを過ぎてましたが外に並んで待ってる人がいました。

醤油ラーメン

出典筆者撮影

出典 http://retty.me

鶏がらと節系をベースにした醤油ラーメンはスッキリとしてコクがあるスープでしつこくない味で美味しく飲み干せます。
麺は醤油ラーメンのみ細めんと中太麺を選べるスタイルで筆者は細麺でオーダーしましたが麺は太いほうが好みだったので中太麺の方が好きです。
そしてキャベツの上に置かれた「カツオだれ」をスープに混ぜるとコクが増してより美味しいラーメンになります。
筆者の感想だけでは心もとないでしょうから筆者以外に食べた人の感想はこちらになります。

人気店とは思えないひっそりとした立地、外観、客もゼロ(俺が入った後に4~5人来たが)。
しかし、確かに人気店だなーと感じさせる味。
スープは濃厚というほどでは無いもの、飲みごたえのあるしっかりとした味わいのスープ。
麺もベストと思える固さで、のどこしも◎。
具はシャキシャキのキャベツが特に目を引きます。
カウンターの席と席の間隔が広めなのも高ポイントでしょう。

出典 http://ramendb.supleks.jp

つけ麺 濃厚鰹味

出典 http://retty.me

つけ麺もあります。

皿にほとんど水か残らない程に水切りをされた麺
いまどき珍しくラーメンとつけめんの麺が一緒
なんか懐かしい感じ

つけ汁は濃厚な鰹ベースでメンマやキャベツがたっぷり入っている
キャベツたっぷりなんて最初は違和感があったがさっぱりして美味しいかも

出典 http://retty.me

とっても珍しいタイプのらーめんだと思います。
濁った茶色のスープは鶏ガラと節系がベースかと思いますが、
お味はすっきりさっぱり。
最近のお店はダシを厚くひくのが流行ですが、こちらのお店は
我が道を行くタイプでしょう。
醤油も特に立ってはいません。

出典 http://ramendb.supleks.jp

こだわりのスープ

出典 http://retty.me

店内の客は小生を含めて3名でしたが、皆一人で来て黙って静かにラーメンを啜ってます。

まことにひっそりとした上質で静かな時間の流れているお店です。


そうこうするうちに丼が目の前に置かれます。

美味しそうなビジュアルでしょ。

とても大切に丁寧に作られたのがひしひしと伝わって来るラーメンです。

この醤油ラーメンの特徴は茹でキャベツの上に乗っけられている塊をスープに溶かしながら食すとスープの味が変化して楽しめるって趣向のようです。

オススメされた通り最初は溶かさずにスープを啜ってみてラーメンを啜ってみました。

麺はどうやら中細を選んでくださったらしく、スープとの絡み具合が上品で食べやすかったです。

適度な縮れ具合が絶妙で、なかなか最近こんなに素敵に縮れている麺をみないな~と、遠くを見つめながら楽しみました。

出典 http://tabelog.com

閉店はラーメン屋にしては早い19時なので正にランチタイムに誰にも邪魔されず好きなものを食べに行くのにふさわしいお店の一つです。

キッチンウエスト

出典筆者撮影

出典筆者撮影

住所:東京都世田谷区北沢2-30-11北沢ビル 1F
電話番号:03-3485-3693
営業時間:[月~木] 12:00~21:30 [土・日] 12:00~21:30(金曜定休)

お次はここです。ここは下北沢に昭和37年開いた老舗の洋食屋さんになります。洋食ならおまかせあれといった具合でなんでもあります。

出典筆者撮影

外から見たメニューはこういった具合です。

ではお味は?

B定食(ハンバーグ、エビフライ、カツフライ)

出典筆者撮影

老舗だけあって昔懐かしい味のするメニューばかりで男だと子供に戻ってがっついてしまうでしょう。男はいくつになってもハンバーグにエビフライは好きなんです。
気取った料理などくそくらえといわんばかりに昔ながらの洋食を好きなだけ邪魔されずに食い、空腹を満たすことが大人の一人飯なんです。

筆者の感想だけでは物足りないでしょうから他に食べた人の感想をどうぞ。

一日中食べられるランチメニュー。
ハンバーグとエビフライにポークカツ、ライスのセット870円ほど。
揚げたてフライとカツ、いいな!
小ぶりだけどじゅわじゅわっなハンバーグとお揃いのソース。

そしてハンバーグの下に敷いてあるのは
ほんのりカレー風味のスパゲティ。
もう一度書きます。
カレー風味のスパゲティ♡

ライスも山盛り♫
このお皿に印されてる店名がもう擦り切れてる。胸きゅん❤︎

出典 http://retty.me

豚しょうが焼き

出典 http://tabelog.com

カニクリームコロッケ

出典 http://tabelog.com

まずは豚のショウガ焼きから、ステンレスの皿に刻んだキャベツとキュウリ。それと豚肉です。
刻んだ野菜はドカ盛りでない。オレンジ色をしたドレッシングが掛かっている。

豚肉は薄くもなく、厚くもない丁度良い、厚みのロース肉。柔らかく、タレの味はしっかり甘辛く付けられており、
ご飯がススム。好みとしてはもう少し、ショウガが効いている方が好きだ。
肉は5-6切れあり、十分な量だ。

ショウガ焼きが後半戦になると、カニクリームコロッケが到着。

こちらは同じ、キャベツと、きゅうりの組み合わせに加え、
綺麗な俵型のコロッケにはデミグラスのようなソースが掛けられ、その下にはカレー色をしたスパゲティが敷かれている。

熱そうなので、しばらく放置していたが、たまらなくなり、半分に割ると、中からとろーんとした
ベシャメルソースが出てくる。

相当な熱さのようで、湯気が凄い。口に入れると尋常ではない熱さだ・これは揚げた後に、オーブンで焼いているのであろう。
外の衣はカラッとしつつ。中はとろーん。なので、時間が掛かる訳です。

口に入れるとカニの味わいが広がりますが、カニの具はあまり分かりません。
好きなカニクリームコロッケです。揚げた後にオーブン焼きするのは手が込んでいます。関心しました。

出典 http://tabelog.com

ドライカレー

出典 http://kenchamu-curry.com

・ピラフ系のドライカレー
・半熟の肉厚な目玉焼き
・さりげなく福神漬け

おぉ~。

思ってたのよりすごくスタンダードだ。目玉焼きがドカッと乗ってる感じが良いなぁ。

ってことで、早速。いただきます。

・・・もぐもぐ・・・

うん、なんだか久しぶりな味。塩とコショウが効いてて・・・カレー粉の香りがふんわりとしてきて・・・なんとも”らしさ”のある感じ。

それに半熟玉子が良い感じでとろける。スタンダードなドライカレー、と言われればそれ以上は無いかも知れないが、なかなか良い感じだ。

出典 http://kenchamu-curry.com

他にもスパゲティ(パスタではない!)やオムライスといった洋食の定番メニューもあるので誰にも邪魔されず気を使わずに好きなものを食べる孤高の行為を楽しんでください。

みん亭

出典筆者撮影

出典筆者撮影

住所:東京都世田谷区北沢2-8-8
電話番号:03-3466-7355
営業時間:11:30~23:30(月曜日(祝日の場合翌日))

ここもキッチンウエスト同様40年以上続く下北沢では老舗のお店になります。下北沢では家族で訪れる人が多いくらいの下北沢ではお馴染みのお店です。ここのお店はなんといっても売りはこれです。

ピンクのチャーハン

ラーチャンセット(半ラーメンと半チャーハン)

出典筆者撮影

何と言ってもこのピンクのチャーハンです。見た目は派手ですが味はこれまたさっきから何回使ってるの?と言われそうですが昔ながらのチャーハンです。このチャーハンをメインに餃子を頼んでもよし!筆者のようにラーチャンセットを頼んで東京ラーメンを頼んでもよし!とどの料理にも合うチャーハンです。中華料理を誰にも邪魔されず気を使わずに食べられるチャーハンなのです。

ここでラーメンとチャーハンを食べた人は

筆者の食べた感想だけでは当然不満でしょうから他にここでチャーハンを食べた人はどんなレポートをしてくれたのでしょう。

★ラーチャン
ラーチャン=半ラーメン+半チャーハンセット

一番人気です!
オーダー後すぐに付け合わせのキムチが提供。

ラーメンは、さっぱりとした薄口の醤油味のスープと細麺の組み合わせに癒されます。

チャーハンは赤い・・・
正体は、チャーシューの切れ端。
しかも、きちんとパラパラになっていて、量も他の店なら普通のチャーハンで出てきそう。

★ギョーザ&ビール
微妙に大きさが違う??
ニンニクが効いていて濃い味付けなので、醤油とか無しでもいけちゃいそう。
なんか懐かしい味

そしてビール!
ビールとギョーザって鉄板の組み合わせだけど、こんなに合うんだと改めて実感!!(笑)

出典 http://retty.me

ラーメンとチャーハンの
ハーフ&ハーフでラーチャン。

ひっくり返る美味さは無いまでも
長年愛されている風格は感じる。

しっかしラーチャン
ランチにちょうど良いサイズだねー。

出典 http://tabelog.com

ここに来たらいつもラーチャン800円也。まあ半ラーメンと半チャーハンのセットなんですけどね。今時のチェーンに比べると800円のセットはちょっと高く感じますが(昔は600円くらいだったかなぁ)、しかし昔の味そのままで懐かしく一気食いしました。

ラーメンは最近のこだわり系に比べると何の特徴もありませんが、しなそばとも異なり本当に昔ながらのラーメンですね。たまにはいいものです。

炒飯も決して化学調味料バリバリではなくて、塩をベースに丁寧に本当に丁寧に炒めていい味に仕上げています。

昔からチャーハンに入っている赤い物体は何かわからなかったけど、今回もわからず仕舞でした。

出典 http://retty.me

たぶんここの看板メニューと思います。
ドンブリがかなり大きめです。
キムチみたいのが入っているのが珍しい。

スープはとてもあっさりした醤油味。
で、入ってるキムチの酸味が馴染んでくると、なんとなくサッパリして面白いです。

麺を食べていても、ときおりキムチで口の中がリセットされるというか、これは思っていたよりも面白いラーメンですね。
ちょっと辛いのかなと思っていたのですが、実際は辛さはほぼ感じないというか、辛いメニューのカテゴリではないと思います。

出典 http://blog.livedoor.jp

五郎さんも働いてた!

このみん亭は下北沢でも長く続くお店ですので色々な人がバイトで働いてましたが、その中にはあの「孤独のグルメ」で井之頭五郎を演じた松重豊さんもバイトで働いてました!

2014年11月21日 TBS 『A-Studio』(ゲスト:松重豊)より

鶴瓶  「甲本ヒロトがまだそんなに…出てない頃からの付き合いなんでしょ?」
松重  「一緒に…もう本当に、東京出てきてすぐぐらいの、バイト仲間でしたし。」
鶴瓶  「凄いでしょ!?」
松重  「(写真を見て)珉亭、珉亭。」
鶴瓶  「珉亭いうとこ。ここでずーっとバイトしてはったんやて。」

出典 http://suicidebambi.blog44.fc2.com

松重  「ここ(店内)の角の所でね、2人で立って注文聞いたりなんだりして。」
鶴瓶  「甲本もそうなの?」
松重  「そうです、そうです。」
鶴瓶  「そしてナイフを持って立ってたー!でしょ?」

出典 http://suicidebambi.blog44.fc2.com

他にも俳優の甲本雅裕さん、梶原善さんもバイトをしていたみん亭。いつまでも下北沢の若者と家族、そして孤高の行為である「誰にも邪魔されず、気を使わずに好きなものを腹いっぱい食べる」者の胃袋を満たすのでしょう。

ロクサン

出典筆者撮影

出典筆者撮影

住所:東京都世田谷区北沢2-17-10
電話番号:03-3419-6948
営業時間:11:30~16:00 17:30~22:00(LO.21:00)(毎週水曜日、第2火曜日定休)

ここも下北沢では老舗

次はピザとスパゲティです。決してピッツアとパスタではありません。ここの「ロクサン」は昔ながらのピザが下北沢で食べられる20年以上続くお店でピザ(ピッツアではない)はプレーンピザに具を乗せるスタイルです。

出典 http://tabelog.com

こういった感じです。残念ながら筆者はここで食べたピザの撮影をし忘れてしまい写真はありませんが、筆者が頼んだのはLサイズにサラミにポテトとオニオンの定番。
この定番にガッツリとかぶりつき口の中に広がるチーズの香りを堪能しながらハフハフとするのがピザを食べるときの快感です!口の周りがトマトソースだらけになっても気にしないで食うのが誰にも邪魔されず気を使わずものを食べる孤高の行為なのです。

この孤高ではないでしょうがロクサンのピザを堪能した方をどうぞ!

ピザを堪能するお店

ピザの大きさを確認したら、どう考えても、足りないだろうと、ラージサイズを注文しました。

トッピングは、フレッシュオニオン、ピーマン、オイルサーディン、イカ、エビと5種をチョイス。

おそらく上記の2~3種が各80円??? ま、自分好みのオリジナルピザを注文できるので、細かい値段など気にしてられません。 マッシュルームも追加しておけば良かったな・・・と後悔・・・

テーブルの上に置かれたピザは、まさに昭和40~50年代的な、昭和風クラシックピザ!!

僕が長い間、探し求めてきたのが。。。 これ!!! こういうピザ!!

やっと巡り会えた・・・!!! 

出典 http://retty.me

こちらのピザは、トマトソース&チーズのプレーンピザに
トッピングを自分好みでしていくもので、オリジナリティ溢れる創作も可能。
ランチは、2種類のトッピングを選んで、それ以上乗せたい場合は、毎+100。
今日は、オニオンとソーセージ。

ソーセージの薫香を中心に、
オニオンは炒めてあるので香ばしい風味と甘みが
しっかりでているのが嬉しいです。

出典 http://tabelog.com

めちゃくちゃアットホームなお店でした♡
おいちゃんとおばちゃんが目の前で生地からピザを焼いてくれますの。
サクサク系の気持ちがほっこり満たされるピザ。
お昼どきだったから満席繰り返してて何度もごめんね〜っておばちゃんがみんなを帰してました。

出典 http://retty.me

「孤独のグルメ」にも登場してた

この「ロクサン」は2011年11月15日発売の週刊SPA!11月22日・29日合併号(扶桑社)に掲載の「孤独のグルメ」にも登場してました。

ここで五郎さんは

小腹が空いたと言いながら五郎さんが頼んだのはLサイズのこちらのピザです。

サラミ、トマト、ピーマンにアンチョビのピザ

出典 http://www.masaemon.jp

このピザをタバスコかけて食べてます。

実に美味しそうに食べてます。
ピザを一人で食べる。「孤独のグルメ」にも登場したシチュエーションを試すのも乙なものです。

食べるという行為

ものを食べるという行為、それは楽しいものです。みんなでワイワイ楽しく食べるのもいいですが、誰にも邪魔されず、気を使わずに好きなものを好きなだけ食べるという行為を楽しむのもいいと思います。五郎さんもこう言ってますし、

出典 http://rag3.blog52.fc2.com

今紹介したお店は五郎さんが言ってたことを存分に堪能できます。
デートや仲間で来るのもいいので行ったことない方は是非行ってみてください。

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政治・経済、思想・哲学、文学を学びつつ地元を中心にラーメンを食べ歩くフリーの物書きおじさんです。
spotlight公式/プラチナライターでもあります。仕事は随時受け付けしてますのでブログなどを参考に依頼待ってます。
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