スウェーデンからはじまった「LLブック」という本が、国際的に静かなブームになっています。

LLブックとは

LLはスウェーデン語のLättläst(やさしく読みやすい)の略です。「LLブック」とはつまり、優しく読みやすい本という意味。

LLブックは知的障害や学習障害、読書障害(ディスレクシア)など、本を読むことが困難な人達を対象に作られています。

内容は優しく書かれた文章と、その文章の内容を示すピクトグラムや写真、絵で構成されています。

スウェーデンでは、1960年代から、障害者が読書する権利は、基本的人権であるという認識に立っています。それを実現するために、LL協会(読みやすくわかりやすい図書の出版協会)が設立され、先進的な政策が進められています。

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

日本には子供むけの絵本や暮らしに関わる情報などの本はありますが、楽しむために作られたLLブックは翻訳本を除いてまだほとんどありませんでした。

しかし、平成28年から施行される「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」を受けて、図書館が知的障害者学習障害のある人への配慮を検討する動きも出ています。

すべての人が楽しめる本づくりを

最近はInstagramなどの流行により、テキストベースよりも非言語コミュニケーションが増えてきています。障害のある人もない人も楽しめる新しい本として、LLブックが広がっていくといいですね。

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華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

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