その質問にもうウンザリ?ここでお答えします!

日頃から、ライターとしての仕事をしている私。
さまざまなメディアに寺社仏閣の紹介記事を書いてきました。

そして、いつの間にか「寺社仏閣ライター」と言われるようになりましたが、
ゆえに受ける質問が後を絶ちません。

そういう仕事をしているから仕方ないのですが、まぁ聞かれることが同じことばかり(笑)。

なので今回は、そんな中でもよく聞かれる質問を多い順から勝手にランキングして、さらに勝手に答えてみることにしました。

先に断っておきますが、これは私がこれまで色んな寺社仏閣を訪れ、感じたことや教えてもらったことです。きっと色んな考え方があると思うので、そのあたりはご了承ください。

第3位 「おみくじは、結んだ方がいいのですか?」

初詣に行っておみくじを引いたけど、そのおみくじをどうしたらいいのかわからないという人が多いようです。

神社におみくじを結ぶ場所があって、そこに結ぶと「神様との縁を結ぶ」という意味もあるようなので、結んで返る人も多いでしょう。
それも素敵な考え方だと思います。

中には、大吉だと結んで、悪ければ持ってかえるという人、
また悪かったから結んで神様に助けてもらうという人がいるようです。

ちなみに、私は持って帰ることにしています。
大吉でも、凶でも、持って帰ります。
まず、おみくじを結ぶ場所が設置されている神社はいいのですが、木の枝にくくるところもありますよね?それは、木の成長を止めてしまう行為だと思うので、縁結びどうこうではなく自然の摂理として、ご遠慮しています。
あと、これはある神社の方にお伺いしたのですが、おみくじは大吉とか凶で見るのではなく、まず自分が神様にお尋ねしたいことを決め引くと良いそうです。
そして、それが例えば「縁談」であれば、そのおみくじの縁談の箇所に書いてあることが、今のあなたに向けられた言葉だというもの。
この考え方が全てではありませんが、これを聞いてから私は大吉でも凶でも、それが今の私に向けられた言葉だと受け止め、次の寺社仏閣を訪れ新しいおみくじを引くまでは、その言葉を大事にするために持って帰っています。

良いおみくじを引こうが、悪いおみくじを引こうが、その先は自分次第。
その言葉をヒントに、前に進むためにも、その言葉を覚えておこう。
覚えておけるのであればくくってもいいでしょうし、忘れてしまいそうなら持って帰る。
ただし、自然への敬意とマナーを忘れないように…。こんな感じでしょうか?

おみくじ

今の自分の願い事が叶うかどうかお言葉をいただきました。もちろん、持ってかえりました。

第2位 「お賽銭は、いくら出せばいいのですか?」

これも、誰かと一緒に参拝するたびに聞かれる質問です。

お賽銭にもいろんな考え方があるみたいですが、
5円が良いとか、
50円が良いとか、
小銭じゃなくて、お札が良いという人もいるようです。

語呂あわせや、穴があいているから演技がいいという理由から使う人もいるみたいですね。私も以前は、5円や50円を使うことが多かったです。
しかも、「この神様は好きだから、50円」とか値段も決めていたという、不届き者でした。

でも、金額よりも忘れてはいけないことがあることに気付いたのです。
私も同じだったのでわかるのですが、
私にこのような質問をしてくる方というのは、皆さん心のどこかで、
「いくら払えば、神様はお願いごとを聞いてくれるの?」と考えていませんか?
確かに、ご祈祷など金額によって段階が違うなんてところもあるので、そんな考え方が反映してしまうのも無理はないかと思っています。

しかし、お賽銭の真の意味は、「神から福を受けたのに、感謝する」ということです。
極端に言えば、お参りして願いが叶ったなら、お礼参りをして感謝の心付けをするのが本来の姿ではないでしょうか?

最近、パワースポットブームで、寺社仏閣を訪れる人が増え、参拝の仕方などを勉強している人がいます。
そんな人の中には、「神社やお寺で、お願いごとをするなんて!寺社仏閣は日頃の感謝をするところですよね!」という人がいます。それって凄く正しい考え方だと思いますが、そうでないといけないと思うと、何だか窮屈ではないですか?

私は、お願いごとをしても良いと思っています。

その代わり、「願いを叶えてください!」とかではなく、私の場合はもう叶うものだと考えて「叶えるために力を貸していただき、いつもありがとうございます!」と感謝を告げ、「お賽銭」として感謝の心付けを渡しています。でも、やっぱり金額は決められないので、お財布にある小銭の中で最初に手にしたものを賽銭箱に入れさせてもらっています。

これも人それぞれだと思いますが、私はそうしています。
でも、きっといろんな寺社仏閣があって、きっと一人ひとりに合った場所や神様がいらっしゃると思うので、お賽銭の金額より、そういう場所を探してみるほうがいいんじゃないかと思います。

伊勢神宮

伊勢神宮には外宮、内宮、摂社、末社などさまざまな場所があるので、金額なんて気にしていられません。

第1位 「一番、パワーの強い神社はどこですか?」

この質問、本当によく聞かれます。
というか、逆に私が教えてほしいです。

私は、寺社仏閣ライターですが、スピリチュアルな人でもありませんし、寺社仏閣はそういうスピリチュアルな人ばかりが行く場所ではなく、どうしてこの神社がここに立ったのか、どうしてこの寺は創建したのか、そしてこの時代まで守られてきたのか。
そんな時代背景などを垣間見ながら、自分が暮らす国の歴史やルーツを振り返るのに最適な場所です。何より、私はそういうところからこそ、スピリチュアルとか、パワーとかの話につながっていくのではないかと思っています。

パワーやご利益については言い伝えなどもありますし、信じるも信じないも…みたいな都市伝説的なところがありますが、実際にここにいると居心地が良いとか、この場所を訪れるとその後絶対に良いことが起こる!と思う場所はあります。

でも、そんなに簡単に教えるわけにはいきません!(笑)
なんせ、これが仕事なので。皆さん、よく簡単に聞いてくるなと思う事があります。

それに、この質問の答えは、きっと自分にしかわからないのではないでしょうか?
私は、だからこそ寺社仏閣は面白いと思っているのです。

もし、ちょっとでもパワーが欲しいなと思っているのなら、私はいつも自分が住む場所の氏神様にあたる神社に行き、日々生活させてもらっている感謝を伝えるようにとアドバイスしています。
どこの神社が氏神様なのかわからないという人は、電話で神社庁に問い合わせると教えてもらえるので、一度調べてみてはいかがですか?
私は、朝の散歩の途中に氏神様に手を合わせるのは日課です。

私の記事を読んでくださった方が、本当の自分と向き合えるような、そんな空間を見つけるきっかけになればと、いろんな寺社仏閣を訪れては、細々と記事にしている次第です。
今後も、多くの場所をめぐり、記事にしていきたいと思います。

本殿

私の住む地域の氏神様と言われる神社の本殿です。朝は散歩しながら、参拝しています。

この記事を書いたユーザー

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株式会社AN FACTORY 代表取締役。
編集ライターとして活動する傍ら、奈良でカフェを経営したり、いろんな事業に参加しています。

これまでの経験を活かして、コラムなども多く執筆。

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