ロックもいろいろあるけれど、【産業ロック】っていうカテゴリーは何だろう?いまいち理解しがたい部分もあるので、考えてみました。

出典 http://powerballad.net

先ずは「ロッキン・オン」の渋谷陽一先生の御言葉を頂戴しよう。

「産業ロック」という言葉を日本で初めて使ったのは、渋谷である(1979年ごろ、NHK-FMのラジオ番組『ヤングジョッキー』において)。渋谷は、当時日本やアメリカで人気のあったジャーニー、フォリナー、スティクス、REOスピードワゴンらを産業ロックと呼んだ。

渋谷は「ひとつひとつのアヴァンギャルドな試みが積み重なって音楽は進んでいく。そんな努力がない限り、音楽は動脈硬化するだけであり、産業ロックとはその動脈硬化なのである」「ロックのこれまでの試行錯誤の歴史を全て御破算にしてしまうような不安を感じる」と指摘している。

出典 http://ja.wikipedia.org

筆者は今までのイメージとして、「産業ロック」とは、渋谷陽一先生が、所謂メロディアスでポップな売れる(またはそういう狙いのある)ロック・バンドを指して言う嫌味のことだと思っていたました。半分正解かも知れませんが、進化については考えたことが無かったので、その部分は筆者の仮説的な部分と異なってきます。

渋谷は産業ロックの特徴について、長髪にジーンズ・Tシャツといったファッション、類型的なメロディ・大げさなアレンジで、アヴァンギャルドでない音楽性、管理されたマネージメント・システム等を挙げている。

出典 http://ja.wikipedia.org

渋谷陽一先生は、ロックはアバンギャルドでないといけないと決めつけてませんかねぇ。。。
そう考えると、「ロック」が「産業」であるのは間違いないでしょうけど、それはいけない事なんだと。。。

当然、生業として仕事をする者は、自分のやりたいこと、表現したいことと、市場のニーズの狭間に悩むことは、筆者も飲食店の経営者として分かっているつもりです。
その部分を踏まえ、より多くの人と音楽の楽しさを共有したり、自分たちを知ってもらうことは、悪いことだと思いませんがねぇ。。。どうなんでしょうか?

よく、ロックファンが、「これは商業的だ!」とか、「こんなの軽い!」とか、「なんだ打ち込みじゃないか!」とか、非難をするのを仕事柄、目にすることが多いですが、

実際多くの人々の支持を得て売れている音楽と、ロックファンが良いという音楽が、どちらが崇高なのかという議論は不毛な気がします。

なんか、考えてたら頭が痛くなってきた(笑)

薀蓄は要らない!!【産業ロック】を楽しもうじゃありませんか!!

JOURNEY・SEPARATE WAYS

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「産業ロック」と言えば、代表的なのは彼らでしょうが、そんな中からロック・テイストの強いこの曲をセレクト!軽くなんかないぞ!!

STYX・THE BEST OF TIMES

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さぁ、筆者も小学生時代に(笑)夢中になったこの曲!!「産業ロック」でスミマセンねぇ・・・。デニス・デ・ヤングの美しい歌声は永遠!!売れる為じゃないぞ!!

REO SPEEDWAGON・CAN'T FIGHT THIS FEELING

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このバンドも、本来の実力を発揮したライブ感あふれる比較的激しい音楽性と、バラードの二毛作だったがゆえに。。。渋谷先生から「産業ロック」呼ばわりです(笑)非常にしっかりした演奏をするバンドです!!

FOREIGNER・URGENT

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産業ロックバンド、フォリナーの筆者好みの曲でスミマセン。このボーカルのルー・グラムの歌の上手さは、他にないくらいだと思いますがねぇ・・・。今観てもマジで格好良いっす!!

SURVIVOR・IS THIS LOVE

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「アイ・オブ・ザ・タイガー」の一発屋とか知りもしないで言ってはいけません(笑)。
この人達、ヒット曲が結構多いんです!!「産業ロック」万歳!!

TOTO・AFRICA

出典 YouTube

一般的なこの名曲も「産業ロック」と思われます。売れる為にこの名作を意図的に作ったのでしょうか?違うと思うなぁ。。。とてもいい曲が出来たから売れて名作になったんじゃないかなぁ。。。悩ましい(笑)

何曲かの「産業ロック」を観て頂きました。如何でしたか?

なんか、売れてスミマセン。。。な気持ちになってきました。

繰り返すようですが、多くのリスナー支持を得て売れることがロック・ミュージシャンにも必要でしょうから、結果こういったタイプの音楽性が当時受けていたので「産業ロック」と呼ばれるようになったのだと思います。

全てのロックはアバンギャルドでなくてはならないのだとすれば、それは違う気がします。前のアルバムの延長線の作品を次作にも望む保守的なリスナーも多いですし、新しいことがロックだとすれば、それはウッドストックの頃の話で、30歳以上の人間は信じるな!とシュプレヒコールでもしそうな時代の感覚なのではないかと、ちょっと筆者熱くなってしまいました、鬱陶しかったらスミマセン。皆様!そういうわけで、薀蓄抜きで素直に「産業ロック」を誇らしく楽しもうではありませんか!!
最後までお読み頂き有難うございます。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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