IDC大塚家具の前代未聞の長渕剛流「親子ゲーム」、結果は、家具屋姫こと大塚久美子代表取締役社長に軍配が上がったようです。

お疲れ様でした。

この騒動、周りからは相当滑稽に見えると思います。まあ、会長だった大塚勝久氏の言動等、余りに滑稽に思えるのでしょう。大塚勝久氏、大塚家具の設立の際、勝久氏の親の母屋を取るような行動もとってらっしゃるようなのですよね(注: 伝聞です)。・・・さて、そこで、仮説・・・。

大塚久美子社長の母親が株主総会に登壇し、「(大塚久美子社長に経営)できるとは思いません」と主張して、勝久氏を擁護したのだそうです。この、「擁護の仕方」は、<enabler>(イネーブラー)と呼ばれるある種の人間の行動にソックリです。さて、enabler(イネーブラー)とは何でしょうか。それは、「アルコール依存症の患者を陰で支える共依存の人間」です。例えば、「私が居なければ、貴方はダメになる」と言う様な<正義感>に燃え、燃えながらも、依存症の原因となるようなものを排除した場合「見捨てられる」可能性があるのでそれを恐れて、知らず知らずに、依存症の原因をまた作り出してしまう様な人。アルコール依存症の人には、「断酒」しかありませんが、「お酒も飲めない人生もアレよねえ」などと言って、アルコール依存症の患者の社会復帰を阻害する行動に出てしまうような人、です。例えば、アルコール依存症であれば、本来、飲酒で生じる不始末を本人に変わって謝罪/尻拭いをしたりするような家族など。例えば、子どもが引きこもりとなってしまっている母親が、自らの「よい母をやっている」という評価を高めたいと言う欲求に負けて、子どもを引きこもりから出そうとして、却って、子どもの人生を悪化させている場合などもあります。

大塚勝久氏の行動の「源泉」は、<支配欲>ではないかと考えます。支配欲を使って、従業員、子供、等を支配しようと必死に努力し、その甲斐があって、自分の会社を成功させ、と言う方に見受けられます。中小企業に、こういう方は本当に数多く居ますよ。そして、この大塚一家のある種の救いであり不幸だったのが、大塚久美子社長が「聡明になり過ぎた」(賢くなりすぎた)と言う点。支配欲から逃れようとして、必死に「強くなろうとして」、賢さを身に着けたのでしょう。

実は、この家族の構造と「全く同じ構造」が、私の家族である為、この「すべての気持ち」が私には解ります。周りから見えるであろう滑稽さも全部一緒。

大塚勝久氏のような方は、一筋縄では行きません。生きる意味を「支配」に求めている以上、支配が出来ない構造を根本的に嫌うのですから。レゾンデートルを失っているのですから。周りが何を叫んでも、どんなに「恥」を主張しても、ダメです。これは、心理学や精神医学のレベルですから。支配欲を捨てたら今までの人生を捨てる事になるのですから。

「支配欲」と「共依存」と言うキーワードをベースに、心理学・精神医学的に論文書けば、結構面白い事がかけると思います。ここまでくれば、人格障害(パーソナリティ障害) のレベルだと思いますけどね、私は。実は、同じ構造を多くの中小企業、零細企業が抱えています。決して、他人ごとではありません。慶應義塾大学商学部出身の聡明な女性にも、全く同様の親事情を抱えた方が数名いらっしゃったですしね、私の周りで過去(然も、お顔が本当にソックリなんですよ!)。大塚勝久氏の両親を含めた家庭は、依存症が絡んだ「機能不全」家庭だったのだろうか・・・親子3代に亘って続いてしまっているのだろうか・・・そんな事を憂えています・・・。

このドタバタ劇の結末は、「裸の王様」でしょうか、それとも「リア王」でしょうか・・・。

注: あくまで仮説ですm(__)m

追記: 大塚久美子社長の兄の方も、私の兄弟にソックリです。支配欲を満たすことにしか生きがいを感じない親の元では、スポイルされてしまうのです。支配に屈するフリをするのが世渡り術、だと学ぶのです。機能不全家庭はしゃーない。。。 alas ... 支配はされたくないけど、親の病気は治したい、健全な家庭に戻したいとかんがえてらっしゃるのでしょう、自らも共依存になりながらも、独身を貫き通しながら必死に・・・。早く、精神科に繋がるといいですね。そして、もう、「良い子供役」を演じる必要もありません・・・父親から再び「カーンの逆襲」されたら、今度こそは、新しい家具屋を地球外(例:月)に作ると良いかもしれませんね・・・スポックと共に。 (^_^)v (注: 仮説です)

著者:

北畠徹也(英語:Tetsuya Kitahata 露語:Тэцуя Китахата)は、1974年生まれ。1993年東京大学教養学部理科2類入学、1999年同大学法学部私法コース卒業。北海道生まれのアントレプレナー、コラムニスト、旅人。現在:株式会社テラ・インターナショナル代表取締役。ICIT(Information, Communication and Integration Technology)コンサルタント。タイ王国バンコク都在住。

この記事を書いたユーザー

北畠徹也 このユーザーの他の記事を見る

北畠徹也(英語:Tetsuya Kitahata 露語:Тэцуя Китахата.)は、1974年生まれ。1993年東京大学教養学部理科2類入学、同大学法学部私法コース卒業。北海道生まれのアントレプレナー、コラムニスト、旅人。現在:株式会社テラ・インターナショナル代表取締役。ICTコンサルタント。タイ王国バンコク都在住。

ネットワーキングコミュニティに造詣が深く、ブログ・wiki・Mixi・Twitter・Facebook・Google+などのアーリーアダプターである。

世界中に実名の30万人以上のリーチを持つソーシャルメディア(ソーシャルネットワーク)の第一人者であり、オープンソース(Opensource)業界では、HTTP Server で有名な The Apache Software Foundation(アパッチ財団)の、個人スポンサーや、コミッタ(Committer)であったことでも有名(日本人/日本法人で初めてのスポンサー、個人では世界初)。Wikipedia, Perl, Mozilla, Python をはじめ、様々なオープンソース・オープンプラットフォームに寄付を行う慈善事業家。インターネットがより深いレベルで社会生活に浸透していけばよいと切に願っていると同時に、ネットにおけるコミュニケーション・オフライン(現実社会)におけるコミュニケーションがどう密接につながっていくのかを読み取っている。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス