「わたしがあなたを選びました」を読んで

上記の記事を読みました。とても感動しました。と同時に「そうだよね」と自然に受け入れている自分に気づきました。「なぜだろう?」と自問し、ある出来事を思い出しました。以前子供にお母さんのお腹に入る前の記憶を聞いてみたことがあったのです。その出来事のことは、当時の驚きと共に2008年2月16日(土)の古いノートに書かれていました。今から7年前のことです。

長女(当時6才)の不思議な話

1999年に出版された「生きがいの創造」という本があります。この本は経済学の教授である飯田史彦先生が、前世や中間生といったスピリチュアルな内容について冷静な目で書いた本です。私は何事も鵜呑みにするタイプではありませんし、特定の宗教を信じている人間でもありません。ただ「前世や中間生の存在を子供が覚えている場合がある」との記述を検証しようと、「知らない」と言われて終わると思いつつ、「お腹の中にいるとき何してた?」と聞いたのがはじまりです。そして、娘は不思議な話を語り始めたのです。

と=とーさんの私 さ=長女

と:お腹の中にいるとき何してた?
さ:みてた
と:何を?
さ:とーさんとかーさん
と:何してた?
さ:りょうりしてた。とーさん。
と:母さんのお腹に入る前は何してた?
さ:わかんない…。
と:そ。わかんないの。

(これで終わると思いましたが、すこし考えたあと)

さ:おそらとんでた。
と:誰と?
さ:かみさまと
と:へー。神様とお空飛んでたんだ。
さ:そう。
と:お空飛ぶ前はどこにいたの?
さ:おそらのおやね…
と:何してたの?
さ:かみさまとあそんでた。とーさんとかーさんをみてた。
と:みてた?どうやって?
さ:テレビみたいので。
と:他に誰がいた?
さ:みんな
と:「みんな」って誰?
さ:◯◯ちゃんと◯◯くん(幼稚園のお友達)、◯◯(妹)とか…。
と:いたんだそこに。
さ:そう
と:父さんと母さん見てどうしたの?
さ:いきたい、といった。
と:どうして?
さ:やさしそうだったから。
と:それで、どうしたの?
さ:かみさまにいったの。
と:「行きたい」って?
さ:そう。

(矛盾を突いてやろうと意地悪な質問をしました)

と:他の子も行きたいって言ってなかった?
さ:いってた。
と:どうして自分になったの?
さ:かみさまがわたしにいきなさいっていったから。

(が、論破されました)

と:それで、一緒にお空飛んできたんだ。
さ:そう。
と:どうやって母さんのお腹の中に入ったの?
さ:ゆっくりと。
と:ゆっくりと…。
さ:しずかに。
と:しずかに…。
さ:かみさまにバイバイした。たのしかったから。
と:神様にバイバイしたんだ…。
さ:そう。
と:神様何か言ってた?
さ:「がんばってきなさい。かぜをひかないでね」って。
と:そうなの…。
さ:そう
と:そうなんだ…。

出典しまじりのノート

神様のお別れのメッセージは「8時だよ全員集合!」のドリフかよっ!と思いましたが、1985年に終了した番組を、2008年に6才である私の娘が知るはずもありません。当時「この子何言ってるんだろう!」と驚きつつも、出来る限り自然に振る舞って、「そういうこともある」と受け入れて話すようにしたことを覚えています。事前に読んだスピリチュアル本のことが頭に残っていて誘導尋問をしたかもしれません。しかし、何かで読んで親の喜びそうなことを言っていると仮定しても、6才の年長さんの口から理路整然とこの話が出てきたこと自体に驚きました。そして、何より印象的だったのはこの話をしているときのこどもの表情です。いつものこどもの顔ではなく、まっすぐに目を遠くに向け、古い友達の話でもするかのように「かみさま」のことを語っていた娘。まるでいつもは「こども」の演技をしているかのように。

こどもが描いた「おそらのおやね」の絵

イメージしづらかったので、絵に描いてもらいました。

出典しまじりのノート

赤ちゃんの自分は風船を持っています。神様の服はそれっぽいです。羊?みたいな動物が下にいます。右上の物体は太陽かと思われます。

とーさんとかーさんをテレビで見ていたときの絵

出典しまじりのノート

私はウクレレを弾いています。お母さんはお姫様みたいに描かれています。天上界のテレビに若き日の私と妻が映っていたのでしょうか。

「おそらのおやね」の仕組み

これらは子どもたちの話を元に私が再構成し、考えて書いたメモです。真実でも確定事項でもありません。

出典しまじりのノート

赤ちゃんは風船を持って空に上がります。命の始まりでしょうか。

出典しまじりのノート

赤ちゃんたちはテレビのようなものを見ています。映画館のようなイメージ。

出典しまじりのノート

色々な家庭が映し出されます。待機している赤ちゃんは行きたい場所が見つかったら、神様に「あそこに行きたい」と言います。希望多数の場合は神様が決めます。長女がうちに来た理由は「やさしそうだったから」次女の理由は「ねーちゃん、いっちゃったから、いきたくなった」でした。

出典しまじりのノート

そして、担当神様と一緒に空を飛びます。

出典しまじりのノート

最後に、お母さんのお腹に入ります。

不思議な話です

この出来事が起こるまで私はほぼ全てのスピリチュアルな話を眉唾だと考えていたのですが、以来100%否定的には見ないようになりました。それでも、生まれ変わり思想の支持者ではなく、「まぁ、あるかな」程度です。

大切なことはそれが真実であれ創作であれ、目の前に我が子として存在する命に対して、「私たちのところへ来てくれて、ありがとうね」と感謝の気持を持つことではないでしょうか。

寝かしつけのときに「とーさんとかーさんのところへ来てくれて、ありがとう」と言うと、一瞬真実がバレた神様のような「神妙な」顔を見せます。「それ、神様との秘密だから言っちゃ駄目」とでもいうように。

よい一日を。

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Amebaみんなの編集局公式ライター。札幌在住。三人娘の父。TED翻訳者。カナダで二年間「にほんご」を教えた経験から、北米で話題の記事や動画について紹介します。気に入ったらTwitterやFacebookでシェアしてください。Thank you.

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