出典 http://www.margherita.jp

※画像はイメージです。

何年も愛し合った夫婦でも、やがては別れがくるというもの。それは、離婚という形もあるだろうし、配偶者(結婚した相手)が亡くなるという形もあります。

配偶者が亡くなった場合、遺産相続が起こります。遺産と言うとお金や不動産といった金銭的価値のある、生々しいものを想像しがちですが、奈良県に住む、高橋正夫さんと春枝さん夫婦の間での一番の遺産相続は、なんと2000冊の蔵書でした。

妻が亡くなり、夫の正夫さんはその蔵書を使って、私設図書館を設置したというから驚きです。

蔵書が並ぶリビングを、図書室として開放する人がいる。奈良県大和高田市の高橋正夫さん(73)。長年連れ添った妻、春枝(はるえ)さんはひときわ読書を愛し、2年前に世を去った。残された2千冊余をいかしたい。連れ合いの名をとり、その空間を「はるえ文庫」と名づけている。


 4畳半ほどのリビングは壁一面が本棚だ。昨年5月から貸し出し中で、「歴史」「紀行」「動物」といったジャンル別にぎっしり。高橋さんの妻、春枝さんが集めた蔵書だ。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

仕事人間だった正夫さんは春枝さんと家族旅行に行くことはなかったそうです。でも、

「本を買ってきて」

と言われて、それを拒否したことはなかった。そうやってたまっていったのが2000冊の蔵書です。

春枝さんは水頭症という病気を患い、目が見えなくなってしまいました。大好きだった本を読むことが出来なくなったのです。その後も腎臓がんや脳梗塞を併発しましたが、正夫さんはつきっきりで看病しました。

そして、春枝さんは亡くなりました。

この2000冊の蔵書は何十年も連れ添って愛し合ってきた夫婦の「愛」の形そのもの。それはどんな金銭や不動産よりも価値があり、大切なものでしょう。

春枝さんが亡くなってこの本を処分しようとした正夫さんですが、妻との大切な思い出の詰まったものです。そこで、この本を使って私設図書館を設置したのです。


春になると妻の車椅子を押して花見をしたことを思い出すそう。そんな風に、花見の後などに寄ってもらえると嬉しいのだそうです。

はるえ文庫は不定休。来訪前に「ご連絡をいただけたら」と高橋さん(奈良県大和高田市昭和町3の30、電話0745・52・1949)。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

(文/だいちゃん(∀))

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