この2月に日本で公開される韓国映画『愛のタリオ』(現在公開中)と『君に泳げ!』。
前者は濡れ場満載の官能的な映画で、後者は水泳選手を描いたスポ根モノ。
まったく違ったジャンルだけれど、どちらも韓国の俳優が「これでもか!」というぐらい脱いでいます。

■ドロドロ愛憎劇『愛のタリオ』は韓国で19禁指定されたほど大胆で過激!

2015年2月7日(土)より、シネマート新宿、心斎橋ほか全国で順次公開中!

『愛のタリオ』

出典 http://ainotalio.com

(c)2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.

原題:『マダム ペンドク』 2014年/韓国/112分

邦題にある「タリオ」とは“目には目を、歯には歯を”で、被害者が受けた害を加害者に加える制裁のこと。
物語は、都会の男に捨てられた女の復讐劇だけれど、そこは韓国。容赦ない展開が待っています。

「復讐と恋愛において 女は男より野蛮である」byニーチェ

「そこまでヤルか!」というぐらい脱いだチョン・ウソン

ソウルの大学で女性問題を起こしたハッキュ(チョン・ウソン)は、小説の書き方を教える講師として田舎に赴任。そこで平凡な暮らしをしていた少女ドク(イ・ソム)と出会います。
ハッキュに抱かれ、セックスに溺れて彼にのめり込むドク。
ついに妊娠してしまいますが、大学への復職が決まったハッキュは彼女に中絶させ、自分はソウルの妻子の元へと戻っていきます。

出典 http://ainotalio.com

ハッキュに捨てられ、母親までもを失い、彼への憎しみを募らせるドク。
8年後―。視力を失ったハッキュと、彼の娘チョンの前にドクが現れ、三人は破滅へと向かっていくことに……。

*****
一応、韓国の古典『沈清伝(シムチョンジョン)』がベース。
これは盲目の父親のために犠牲となった孝行娘を描いた美徳の物語。
ところが、チョン・ウソンの彫刻のような裸体と濃厚なラブシーンがあまりに強烈で、終盤になると『沈清伝』の要素は微塵も感じられません。
娘チョンの存在が少し中途半端に描かれているからで「『沈清伝』は一体どこへ……?」と思わなくもないですが、コレはコレ。
本作は娘チョンの目線ではなく、あくまでも盲目となった父ハッキュ(チョン・ウソン)と彼に捨てられた少女ドクを中心に練られた“現代版『沈清伝』”と思ったほうが良さそうです。
身勝手な男に捨てられらたドクの「恨(ハン)」の強さがいかにも韓国っぽく、日本の昼ドラよりドロッドロな展開ですが、終盤は意外とあっけなくて拍子抜け。そこらへんの詰めの甘さも、いかにも韓国らしい気がします。

■水泳映画なのに、なぜか冬に上映される『君に泳げ!』

2015年2月28日(土)より、シネマート新宿、心斎橋ほか全国ロードショー!

『君に泳げ!』

出典 http://www.nbcuni.co.jp

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原題:『ノーブレッシング』 2013年/韓国/118分

韓国で初めて水泳にスポットを当てた映画ですが、日本での公開はなぜか寒い冬に。
韓国でも公開されたのは2013年10月30日で、すでに肌寒さを感じる時期でした。
当時、本作は、国民的ヒーローとなった“マリンボーイ”のパク・テファン選手をモデルにしたことで話題となりましたが、そのパク・テファンはドーピング疑惑でいまや渦中の人。こんなはずじゃなかった感が漂う中での日本公開となります。

イ・ジョンソクの肌は、少女時代のユリよりも白かった!

将来を期待されながらも、父親がレース中に突然死したことから泳ぐ気力を失ったウォニル(ソ・イングク)は高校を退学に。

“水泳界のプリンス”として注目されながらも、暴力事件を起こしてオリンピック代表候補から外されたウサン(イ・ジョンソク)

二人はともに名門の(とてもそうは見えないが)体育専門高校に転校

そして彼らをやる気にさせたのがジョンウン(クォン・ユリ=少女時代)

出典 http://www.nbcuni.co.jp

彼女のハートを射止めるため、彼らはオリンピックの国家代表を目指してトレーニングに励みますが……。

アイドルグループ「少女時代」のユリがマドンナ役で出演。彼女も水泳選手として泳ぐのかと思いきや、歌手を目指すという役どころ。当然のことながら水着姿にはなりません。

冷静に考えると、本当に必要だったのか疑問に思えてくるユリのバンドシーン

出典 http://www.nbcuni.co.jp

この違和感は一体なんでしょうか……。

*****
韓国ドラマというと、ワケもなく韓流スターが突然脱ぎだすことがしばしば。何の脈絡もなくシャワーシーンが出てきたかと思えば、主人公が突然、プールでバタフライを始めたり。
まずは脱いで、その肉体美を披露するのは基本中の基本。
本作の場合、水泳映画ということで、俳優陣は鍛え上げた肉体美を惜しみなく披露しています。イ・ジョンソクとソ・イングクのファンは必見でしょう。
特にイ・ジョンソクの肌はまるで真珠のように真っ白です!

ただし、スポーツ映画としてはお腹いっぱいな感じ。
水泳への情熱、子供の頃の思い出、父親との絆、恋、友情…。そこにコミカルなシーンも入ってきて、詰め込みすぎ感が否めません。“広く浅く”で、全体的にゆるい印象になってしまいました。

裸祭りの感想は……

まったく違うジャンルの2本の映画ですが、あえて“裸”だけに注目するなら、やっぱり洗練された男チョン・ウソンが魅力的でした。
『私の頭の中の消しゴム』でもイケメンぶりを発揮していましたが、『愛のタリオ』では「初めてエッチする相手は、こんな男がいい」と思わせるフェロモンを漂わせています。
一方のイ・ジョンソクとソ・イングクの裸からは若さがにじみ出ていますが、チョン・ウソンの大人の魅力とは少し違っていました。

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