バレンタインデーってなぜ始まったの?

聖バレンタインが殉死した日が起源であるバレンタインデーですが、日本では「好きな人にチョコレートを贈る日」と独自文化に発展して定着、その後「義理チョコ」「友チョコ」「自分チョコ」と派生し、現在では1年間のチョコレート2割がその日に消費されるという大イベントとなっています。

日本で「バレンタインにチョコレート」を始めたとされる製菓会社は諸説ありますが、中でも有力なのが、聖バレンタインゆかりの地であるイタリア・テルニ市が愛の像を送った神戸市に本社を構える、モロゾフ株式会社という説です。

「1936年(昭和11年)2月12日にモロゾフが、神戸で発行されていた英字新聞にバレンタインデー向けチョコレートの広告を出した」というのが、比較的流布されている日本でのバレンタインデー始まりのエピソードですが、実はそれより前の1932年には、日本で「バレンタインにチョコレート」が始まっていたのです。

80年以上前にすでに始まっていた!

そのチョコレートは、1931年(昭和6年)に設立された神戸モロゾフ製菓株式会社(現在のモロゾフ株式会社)が、翌1932(昭和7年)年に発売した「スイートハート」と「ブーケダムール」でした。

同社広報担当の川越さんによると、それは今から9年ほど前に発見された当時のカタログから分かった事実なのだとか。

「その後1936年に英字新聞に広告を出したのは、当時チョコレートはとても高価だったこと、また神戸は港町で外国人が多かったからではないでしょうか。おかげ様で現在弊社のバレンタイン・チョコレートの売り上げは、年間の売り上げの2割を超えています。今年は2月14日が土曜日ということもあり、義理チョコ需要が減り、自分チョコ用にお買い求めの方の比率が多いようです」(同)

1932年というと、今から80年以上も前のこと。もちろん、当時はバレンタインデーの認知度も低く、本格的に広まっていったのは1970年頃といいます。その後、様々な業界の努力と、チョコレートの消費が増加するのに合わせて、今日では日本をあげてのチョコレートのお祭りになっているのはご存じの通りです。

この時期しか輸入されないブランド、生産されない商品も多いので、どうせなら、気軽に楽しみたいものですね。


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