髭男爵といえば…

山田ルイ53世(右)とひぐち君(左)の2人からなるサンミュージック所属のお笑いコンビ。
ルネッサ~ンスのギャグで有名ですよね。

今回はその髭男爵の山田ルイ53世さんについてのお話です。

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山田ルイ53世さん

まずは簡単な山田さんのプロフィールを。

本名:山田 順三(やまだ じゅんぞう、1975年4月10日 - )。身長168cm、体重115kg 血液型はO型。主にツッコミ担当。男爵キャラとしてはパリ・シャンゼリゼ通り出身、ソルボンヌ大学卒業を自称。実際は兵庫県三木市出身。

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子供の頃は神童ぽかった

小学生のころ、神童っぽかったんです。
クラスに日能研に通ってる子がいて、勉強がかっこよく見えて、
親に頼んで近所のいけてない塾に入りました。小6の夏ごろです。

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生徒は僕含めて2人。頼りない男の先生で「こわいわーこんなんで受かるはずない」と思ってたら、兵庫県では有名な私立の六甲中学に受かった。それで先生、ちょっとテンション上がってしもて、町中に塾のビラまいたんです。「君も山田くんみたいになれる」って。そこで「神童感」が出ました。

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ちなみに六甲中学の偏差値は…

六甲中学校73

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偏差値73だそうです。

神童からの挫折

無事入学し、周りとの経済的なギャップを感じつつも、
学校に通っていた山田さんですが…

成績は学年で3番以内。運動も、サッカーを始めた時にリフティングが200回できたくらい才能があった。学級委員長的なポジションで、自分の能力に関しては万能感に満ちていました。

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学校は、駅を降りてかなり長いこと歩いた山の上。

中2の夏のある日、坂の途中でウンコをもらしてしまい、校庭で洗って登校しました。3時間目くらいまではそしらぬ顔をしてましたが、ウンコって、乾いた時の方が香り立つ。

周りが異変を察知しました。

この年ごろの子どもって、信じられないくらいウンコに厳しい目を向けるじゃないですか。僕が劣等生やったら笑いでしのげてたと思いますが、「運動も勉強もようできる山田くん」ってのが邪魔して、誰もつっこめない。お互い、事態をどう処理していいかわからないまま、4時間目が始まるところで、僕が耐えきれなくなり、何も言わず家に帰った。

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すぐに夏休みに入り、9月の始業式の朝。ベッドから出られなかった。
宿題も終わってなくて、僕のポジションからしたらあり得ない状況でした。友達との経済的な格差とか、がんばって通学している中でウンコもらしたことなんかが、ボディーブローのように心にたまっていたんでしょうね。「学校行くんしんどい。もういやや」ってなった。

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ひきこもりの生活へ…

厳格なお父さんの叱咤があったものの山田さんは…

一度休んだら、もう行けなかった。
友達や先生が、遠いのに家まで来てくれるんですけど、勉強も運動もできたって自分との落差から「1回失敗したからもうゼロや」と。家の前が通学路なんで、知ってる子が楽しそうに行き来する。背伸びたなとか、ちょっと焼けたな、とか。生き生きした表情を、2階の僕の部屋から見下ろしていました。

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中学は辞めました。高校も、地元の公立の進学校を何の勉強もせずに受けて落ちた。誰も知らないところへ行こうと思って、高知の私立の進学校を受験しに行ったけど、試験はせずにカツオのたたきを食べて帰った。クズです。

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親は親で悩んでたと思います。家を出ろってことになり、実家近くで一人暮らしをした。「働け」とか「飯食わせる義理もない」とか言われるのを、「はいはいそのパターンね」って。「厳しいのがええと思ってるんやろけどおれの性格には合わへんからな。ゆったりさせてくれたら、おれやるのに」とか思ってる。ホンマたち悪い。いま思えば、親からしたら、厳しく言おうとかじゃなく、「ちゃんとしてくれや!」っていう単なる心からの叫びやったんでしょうね。

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ひきこもりの終わり

中学以降、20歳近くまでひきこもり生活をつづけた山田さん。
そんな山田さんがひきこもり生活を抜け出すきっかけになったのはテレビで見たあるものでした。

テレビつけて、同級生だか一つ上だかの成人式のニュースを見た時。
「やばい。成人してるやん」って。おれはできる人間や、大丈夫や取り戻せるってごまかす作業を続けてたんですが、人生の宿題がたまって、さすがに手をつけられへんようになると思った。「大学行って帳尻合わせな」と思いました。

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大検を取りセンター試験を受けました。問題集を買って家で解く。ラジオ講座を聴く。そういう勉強法。習ってない範囲は捨て、センターの点だけで行ける国立大を探しました。世間的に1浪か2浪のタイミングで、愛媛大法文学部の夜間コースに受かりました。

入学後、やっと社会に戻ってこれた、という気持ちはわきました。

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芸人の道へ

でも、僕の浅はかな神童感の余韻は残ってた。
「ちょっとした大学行っても、人生的には取り戻されへん。まだ負けてる」みたいな気持ちがあった。

柔道部に入ったり、学園祭で同級生と店を出したり、バイトをしたり。
僕なりに人の輪に加わろうとがんばったんですが、しょうもない例の悪いやつがまた顔を出す。「おれは今ここにいるけど、本当は違うんだよ」と。2年の途中で、またすべて投げ出して、大学を辞めて東京のNSCに入りました。勉強ではあかんから、リセットやと思ったんです。

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NSCに入学した山田さんは…

ひぐち君が大学時代に作った同名のコント集団をもとに1999年結成。

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また髭男爵は当初、3人組だったとか。
旧メンバーである市井昌秀さんがコンビ名を付けた為に…

なお「髭男爵」のトリオ名を決めたのは市井で、2人はその由来については知らない。

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芸人になってからも、いろいろと苦労はあったそうですが…

2004年の夏頃に「キャラつけないと売れない」と山田がコンビ名を体現するように男爵風の衣装をまとい、髭を生やしてネタをするようになった。

当時はひぐち君は一般人のスタイルで、貴族に庶民が振り回されるというものだった。2006年ごろからネタのスタイルが受け始め、2008年よりTV出演が急増。

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当時はお笑い番組ブームということもあり、様々なところに露出していましたね。

あれから時間が経ち、露出も減ってしまい、一発屋などと言われたりしていますが、
山田さんはとあるところで活躍し、人気を集めています。

山田ルイ53世の現在は?

テレビなどで見掛けなくなったと思っている方もいると思いますが、
山田さんはラジオを中心に活躍されています。

衣装やキャラクター、ネタのインパクトが強く、
喋る印象は薄いかもしれませんが、非常に喋りが達者です。
また共演者やスタッフ、リスナーとのやりとりも面白く、
毒舌や卑屈な話が飛び出すなど、テレビなどでは感じられなかった魅力があります。

現在のレギュラーは3本

ポッドキャストなどで聴ける番組もあるので、
興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか。

ひきこもっている人への山田さんからの言葉

もう一つ、ひきこもってしまっている子に。
もしいじめられてるんだったら、絶対に行かなくてもいい、逃げるべきだと思う。

ただ、僕と同じように、「何となく行きたくない」から行けなくなったんだったら、「学校、行った方がええで」と言いたい。

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大人になって言えることって、当の本人にしたら無力で、焼け石に水ってこともよくわかる。
そのときの自分だったら、「はいはい大人はそういうけどね」と思ったでしょう。

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でも、どうせ明日も行かないんだったら、逆に行っても同じこと。
今やったらフリースクールもあるし、何でもいいんで、社会に関わってた方がいい。

その瞬間にしか蓄えられない、同世代と同じ時代を共有した感覚が僕にはなくて、いま心からうらやましいんで。

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社会と関わることの大事さは別のインタビューでも語っています。

僕はコンビニでアルバイトをしていたおかげで“踏みとどまれた”という面がありました。
僕は一時期家からあまり出ない生活をしていたんですが、
ひとり暮らしだし、食べるためには働かなきゃいけない。
それでコンビニに行ってバイトしたわけですが、
ぎりぎりのところで“社会に属している”という意識を持てたんですよ。
平日の昼間だと、お客さんも『犬のエサはいつ入るの?』なんてよく話しかけてくるから、
自然と人と話もするようになりましたしね。
社会の構造も少しずつわかってきて、言ってみれば“リハビリ”のようなものだったんですよね

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バイトで出会う“おじさん”との出会いは良かった。
長い人生を経ているから、話に説得力があるし、生きる姿勢からも学ぶことがあるから。引越しのアルバイトのときに会ったおじさんなんて、自分がどんなにお金で苦労していても、
若い僕らにいつもご飯を食べさせてくれて、本当に感動した。
こういう大人になりたい、と思える人に出会えるのもアルバイトならではですよ

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経験者の話というのは説得力ありますね…
皆さんは山田さんの言葉、どう思われたでしょうか?

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